Vantage Trading(ヴァンテージ)の入金方法は、銀行振込・クレジットカード/デビットカード・暗号資産・コンビニ・E-moneyの5種類。どれも5,000円相当から入金できます。
いちばん大きく変わったのが銀行振込です。2026年7月10日に「日本の銀行振込(オプション1)」が提供終了し、残ったオプション2は1回295,000円まで、しかも1日3回までに絞られました。「上限150万円」「最低20万円」と書いてある解説記事は、終了した側の数字を載せています。
もうひとつ。公式ヘルプは「入金手数料は一切いただいておりません」と明記していますが、コンビニ入金には330〜530円、E-moneyには330円がかかります。2026年9月3日にVantage公式のお知らせ・ヘルプセンター・入出金ポリシー・顧客契約・入金ボーナス規約を実際に開いて確認した内容だけで、5種類の条件を整理しました。
| 入金方法 | 最低入金額 | 1回の上限 | Vantage側の手数料 | 反映時間 |
|---|---|---|---|---|
| 銀行振込 (オプション2) | 5,000円 /50 USD | 295,000円 /1,900 USD | なし (振込手数料は自己負担) | 最大1営業日 |
| クレジットカード デビットカード | 5,000円相当 | 750,000円相当 | 無料 | 最大24時間 |
| 暗号資産 | 5,000円相当 | 100,000,000円相当 | なし (送金のガス代は自己負担) | 約1時間 |
| コンビニ入金 クイックコンビニ入金 | 5,000円相当 | 300,000円相当 | 330円 (5万円以上は530円) | 約24時間 |
| E-money | 5,000円相当 | 100,000円相当 | 330円 | 約24時間 |
銀行振込・コンビニ入金・クイックコンビニ入金には、さらに「1時間あたり1回・1日あたり3回まで」という回数制限がかかります。口座タイプ別の最低入金額はスタンダード口座とECN口座が50USD、プレミアム口座が3,000USDです。
※本記事の数値・条件はすべて2026年9月3日に、Vantage公式サイトのお知らせ、ヘルプセンター(日本語61記事)、入出金ポリシー(2023年12月版)、顧客契約(2025年12月版)、入金ボーナスプロモーション規約、公式メディアで確認したものです。
Vantageの入金方法は5種類|手数料・反映時間・上限の比較
Vantageが日本のトレーダーに提供している入金方法は5つ。銀行振込、クレジットカード/デビットカード、暗号資産、コンビニ、E-moneyです。かつて使えたBitwalletは取り扱いを終了しました。


5つのうち、急いで取引を始めたいならクレジットカードか暗号資産。カードは決済が通れば最大24時間、暗号資産はブロックチェーンの混雑次第で約1時間で口座に反映されます。
まとまった金額を一度に入れたいときは、上限額が判断材料になります。銀行振込は1回295,000円、カードは750,000円、暗号資産は1億円相当。100万円を一度に入れられるのは暗号資産だけで、銀行振込なら4回に分ける必要があります。ただし銀行振込は1日3回までなので、その日のうちには終わりません。
口座タイプによっても最低入金額が変わる
ヘルプセンターの「ヴァンテージの口座開設に必要な最低入金額について」は、口座タイプごとの最低額をこう定めています。
| 口座タイプ | 最低入金額 | 円換算の目安 |
|---|---|---|
| スタンダード | 50 USD | 約7,500円 |
| ECN | 50 USD | 約7,500円 |
| プレミアム | 3,000 USD | 約45万円 |
決済方法側の下限(5,000円相当)と口座タイプ側の下限(50USD=約7,500円)は別の条件です。厳しいほうが実際の下限になるため、スタンダード口座なら7,500円前後を目安にしておくと弾かれません。
銀行振込は「オプション1」が終了|いま使えるのはオプション2だけ
Vantageの銀行振込には長らくオプション1とオプション2の2系統がありました。オプション1は2026年7月10日付のお知らせで提供終了。いま日本から使えるのはオプション2の1本だけです。

公式のお知らせ「日本の銀行振込(オプション1)サービス提供終了のお知らせ」が、残ったオプション2の条件をそのまま示しています。

| 項目 | 銀行振込(オプション2)の条件 |
|---|---|
| 最小入金額 | 50 USD / 5,000 JPY |
| 最大入金額 | 1,900 USD / 295,000円 |
| 受付回数 | 1時間あたり1回まで/1日最大3回まで |
| 反映時間 | 最大1営業日 |
| 手数料 | Vantage側は無料(利用する銀行の振込手数料は自己負担) |
「上限150万円」「最低20万円」という数字が出回っている理由
他の解説記事で見かける「銀行振込は最低20万円から最大300万円まで」は、2025年10月31日付のお知らせ「銀行振込ご利用可能金額変更のお知らせ」に載っている数字です。ここでは入金の最低20万円・最高300万円、出金は銀行振込(オプション1)で1回100万円が上限と案内されていました。

この告知が対象にしていたのは、その8か月後に終了することになるオプション1でした。オプション2しか残っていない現在、下限は20万円ではなく5,000円、上限は300万円ではなく295,000円です。古い数字を前提に「20万円から」と身構える必要はありませんし、逆に100万円を1回で送ることもできません。
100万円を入れたいときの現実的な選択肢
- 暗号資産で送る(1回1億円相当まで・約1時間で反映)
- クレジットカードを2回に分ける(1回75万円まで)
- 銀行振込を4回に分ける(1日3回までなので2日がかりになる)
銀行振込の振込名義には注意点がひとつ。マイページに表示される注文番号を、振込名義に足して送金する必要があります。公式メディアの編集部回答では「ヤマダタロウ→123456」の形が案内されています。番号を付け忘れた振込は照合できず、処理が止まります。
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入金画面に銀行振込が出てこない2つの理由
「入金方法の一覧に銀行振込が無い」という状態には、はっきりした原因が2つあります。顔認証がまだ終わっていないか、入力した金額がその決済方法の取扱範囲から外れているかのどちらかです。

理由1:顔認証(POF認証)まで終えないと銀行振込は選べない
Vantageの本人確認は4段階に分かれていて、どこまで終わっているかで解放される機能が変わります。

| 認証の段階 | 完了すると何ができるか |
|---|---|
| 口座開設認証 | 入金できるようになる |
| 身分証明(ID認証) | 取引できるようになる |
| 住所証明(POA認証) | 出金できるようになる |
| 顔認証(POF認証) | 銀行振込が使える・口座開設ボーナスを受け取れる |
ヘルプセンターの「入金に関する基本ガイド」も、マイページに並ぶ入金方法には「すべてのお客様がすぐにご利用いただける入金方法」と「アカウント認証を完了したお客様のみご利用いただける入金方法」の2種類があると書いています。銀行振込は後者です。
公式メディアの編集部は、振込先口座が表示されないという読者の質問に対して「顔認証までを完了しないと銀行振込はできない仕様」と繰り返し回答しています。本人確認の手順は口座開設記事にまとめました。

理由2:入力した金額で表示される決済方法が変わる
こちらは知らないと気づけない仕様です。2025年10月31日付のお知らせに、こう書かれています。「当社の入金画面では、ご希望の入金額に応じてご利用可能な決済方法が表示される仕様となっております」。続けて「各決済方法の取扱対象外の金額をご入力された場合、また決済会社側の臨時メンテナンス等によりご利用いただけない場合には、該当の決済方法が表示されません」。

つまり金額を入れた瞬間に、その額を扱えない方法は一覧から消えます。50万円と入力すれば、上限295,000円の銀行振込も上限300,000円のコンビニも上限100,000円のE-moneyも表示されません。残るのはカードと暗号資産だけです。
入金額を5,000円に下げて、一覧に戻ってくるか確かめる
戻ってきたら金額の問題。戻らなければ認証かメンテナンスの問題
顔認証まで完了しているかをマイページのステータスで確認する
クレジットカード・デビットカード入金|使えるブランドと名義の落とし穴
カード入金は5つの方法のなかで最も手数料の条件が良く、Vantage側の手数料は0ドル。反映は最大24時間で、1回75万円相当まで入ります。

ヘルプセンターの「デビットカード/クレジットカードでの入金・出金方法について」が、ブランドごとに使える通貨を分けています。

Visa・MasterCard・American Expressは米ドルと日本円の両方、JCBは日本円のみ。ダイナースクラブはクレジット・デビットとも非対応です。3Dセキュア、リスク管理、日次限度額の対象になる点も同じヘルプに注記されています。
カード名義に使えない19の単語
カード名義人の入力でつまずく人が多い部分です。ヘルプセンターの「デビットカード/クレジットカードの利用方法」は、名義欄に使えない単語を名指しで挙げています。
BANK / VISA / MASTER / MAESTRO / CARD / MOMENT / TEST / PAYMENT / GOLD / NAME / MC / INSTANT / EXPRESS / HOLDER / DEPOSIT / DEBIT / CREDIT / UNIVERSAL
名義は英字で入力し、姓と名の間には半角スペースを1つだけ入れる(例:TARO YAMADA)
カードの画像提出を求められたときのマスキング範囲
入出金ポリシーの入金7条は、資金提供口座の所有権確認としてカードのスキャンコピーや写真の提出を求める場合があると定めています。このときカード番号は最初の6桁と最後の3桁だけを残し、それ以外は必ずマスキングするよう指示されています。規約の例示は「2222 88 ████123」。指示に従わなかった場合、入金は拒否されます。
もうひとつ、カード払いで覚えておきたいのが顧客契約の解約事由です。契約を終了できる場合を列挙した条項の16番目に「チャージバックが発生した場合」が入っています。入金が反映されないからといってカード会社に支払い取消を申し立てると、口座そのものを失いかねません。
暗号資産(仮想通貨)入金|対応5銘柄と、ボーナスを失う英語版の一文
暗号資産は上限が1億円相当と桁違いに高く、反映は約1時間。大きな金額を一度に入れられる唯一の方法です。ただしボーナスを狙っているなら、入金する前に読んでおくべき規約があります。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対応銘柄 | Bitcoin(BTC)/Ethereum(ETH)/USDC(ERC20) USDT(ERC20・TRC20・BTC・ETH)/Ripple(XRP) |
| 最低入金額 | 5,000円相当 |
| 上限 | 100,000,000円相当 |
| 手数料 | Vantage側は無料。送金元ウォレットのガス代は自己負担 |
| 反映時間 | 約1時間(ブロックチェーンの混雑状況による) |
暗号資産で入金するとボーナスを失う可能性がある
入金ボーナスプロモーション規約には日本語版と英語版が併記されています。英語版の一般条件にだけ、eウォレットとデジタルコインでの入金者からクレジットの受給資格を剥奪できる、という一文があります。名指しされているのはUSDT、Neteller、Skrillです。
日本語版の一般条件に同じ記述はありません。ところが同じ規約の末尾には「本規約が英語以外の言語に翻訳された場合、解釈に相違があるときは英語版が優先されます」と書かれています。日本語だけを読んで暗号資産で入金すると、規約上はボーナスを取り消される余地が残ります。
この条項が書かれた英語版一般条件の原文(クリックで開く)

上から5つ目の項目が該当箇所です。「Vantage Trading reserves the right to disqualify clients from claiming a trading credit from Vantage Trading offers if they make deposits via e-wallet/digital coin channels, including but not limited to USDT, Neteller, and Skrill.」
ボーナスを確実に受け取りたいなら、入金は銀行振込かカードで行うのが安全です。ボーナスの条件そのものは別記事にまとめました。

メンテナンスで止まりやすいのも暗号資産
2026年8月20日と8月27日の定期メンテナンスは、どちらも対象が「すべての暗号資産」でした。8月20日の告知は出金が利用不可、入金は反映に遅延が生じる場合があると案内しています。6月24日にはUSDT-Solanaの出金が終了時刻未定で停止しました。急ぎの入金に暗号資産を選ぶなら、当日のお知らせを見てからのほうが確実です。
コンビニ入金・クイックコンビニ入金・E-money|手数料がかかるのはこの2系統
Vantageで実際に手数料が引かれるのは、コンビニ系(コンビニ入金とクイックコンビニ入金)とE-moneyの2系統だけ。金額は330円から530円です。


出典は2024年11月7日付のお知らせ「入金方法3種類 新規追加のお知らせ」。追加時点の条件が金額付きで公表されています。

| 追加された方法 | 入金限度額 | 手数料 | 反映時間 |
|---|---|---|---|
| オンラインバンキング | 5千円〜30万円 (50〜2,100米ドル) | 300円 | 最大1営業日 |
| E-money | 5千円〜10万円 (50〜700米ドル) | 330円 | 即時 |
| コンビニ入金 | 5千円〜30万円 (50〜1,900米ドル) | 330円/530円 ※5万円以上は530円 | 即時 |
公式ヘルプは「入金手数料は一切いただいておりません」と書いている
ヘルプセンターの「入金に関する基本ガイド」には、入金手数料の項目にこう書かれています。「ヴァンテージでは、入金手数料は一切いただいておりません。ただし、一部の支払いサービスプロバイダーによっては手数料が発生する場合があります」。

Vantageが受け取る手数料はゼロでも、決済代行会社が取る330〜530円は利用者の負担です。5万円を境に330円から530円へ上がるため、コンビニで少額を何度も入れると差が効いてきます。
コンビニ入金とクイックコンビニ入金の違い
2026年5月から、従来のコンビニ入金に加えてクイックコンビニ入金が使えるようになりました。手数料・反映時間・限度額はどちらも同じで、違いは支払える店舗と支払い方法です。
| コンビニ入金 | クイックコンビニ入金 | |
|---|---|---|
| 対応店舗 | ファミリーマート ローソン ミニストップ | +セブンイレブン セイコーマート MMK設置店 |
| 支払い方法 | マルチメディア端末で申込番号を入力 →レジで現金支払い | レジでバーコードを提示 またはオンラインバンキングで支払い |
| 手数料 | 330〜530円 | 330〜530円 |
| 上限 | 300,000円相当 | 300,000円相当 |
セブンイレブンを使いたいなら選ぶのはクイックコンビニ入金です。端末を操作せずレジで完結する分、手順も短くなります。
E-moneyはプリペイド番号を先に買う方式
E-moneyは、Eco-chipやBull Passで電子マネーを購入し、発行された16桁のプリペイド番号を入金画面に入力する方式です。支払いはPAYEASY(ペイジー)で行います。上限が10万円と5つのなかで最も低く、手数料330円もかかるため、他の方法が使えないときの選択肢になります。
Vantageに入金できない・反映されないときの確認順序
入金が通らない原因は、名義・認証・金額・回数・メンテナンスの5つにほぼ集約されます。上から順に潰していくのが最短です。


| 症状・原因 | 確認すること/対処 |
|---|---|
| 入金方法の一覧に目的の方法が無い | 入金額を5,000円に下げて再確認。顔認証(POF)まで完了しているか確認 |
| 振込したのに「失敗しました」になる | 振込名義に注文番号を付けたか。名義がVantage口座と同一名義か |
| 家族名義の口座・カードから送った | 第三者入金は受け付けない。入金は拒否・返金され、口座閉鎖の対象にもなる |
| カード決済が拒否される | 利用限度額、短時間の連続決済、カード会社側の海外FX決済の制限を確認 |
| 1日3回入金したあと通らない | 銀行振込・コンビニは1時間1回・1日3回の上限。時間を空けるか別の方法へ |
| 暗号資産が着金しない | ブロックチェーンの混雑。送金アドレスは手打ちせずコピーで入力する |
| 残高がマイナスの口座に入れられない | 先にマイナス残高のリセット申請が必要(サポートへメール) |
| 特定の時間帯だけ入出金が動かない | 決済システムの定期メンテナンス。下記の時間帯を確認 |
決済システムのメンテナンスは、ほぼ毎週木曜の13:30〜15:00
「さっきまで使えたのに入金画面が動かない」というときは、メンテナンスに当たっている可能性が高いです。Vantage公式サイトのお知らせを2026年1月1日から9月3日まで全件たどったところ、決済システム関連のメンテナンス告知は40件、実施日ベースで34日ありました。
34日のうち29日が木曜日。残りは火曜3日・水曜2日で、時間帯は日本時間の13:30〜15:00が定型です。直近では2026年9月3日(木)の13:30〜15:00に入金・出金が止まりました。

メンテナンス中に出した入出金依頼は、終了後に順次反映されます。告知には毎回「入出金は証拠金レベルを考慮し、余裕を持って事前にお手続きください」という一文が入ります。追証が近いポジションを抱えたまま木曜の昼過ぎに入金しようとするのは、いちばん避けたい状況です。
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入金方法が出金方法を決める|入金する前に知っておくこと
Vantageは「入金元への返金」ポリシーを採用しています。どの方法で入れたかが、そのまま出金経路を縛ります。入金方法を選ぶ時点で、出口も決まると考えたほうが正確です。


入出金ポリシーの「第三者による支払い」1条が、具体例つきでこう定めています。末尾1234のカードAで入金した場合、その入金額が全額返金されるまで、出金は一部・全額を問わず同じカードAに対してのみ行われる。これは銀行送金、カード、電子ウォレット、その他の入金方法にも同じように適用されます。
| 入金に使った方法 | 入金額の出金経路 | 利益部分の出金経路 |
|---|---|---|
| 銀行振込 | 銀行振込のみ | 銀行振込または暗号資産 |
| クレジットカード | 元のカードへの返金が先 | 銀行振込または暗号資産 |
| 暗号資産 | 銀行振込または暗号資産 | 銀行振込または暗号資産 |
| コンビニ・E-money | 銀行振込のみ | 銀行振込または暗号資産 |
なお、この対応関係は公式のなかで説明が割れている部分でもあります。ヘルプセンターは「クレジットカードで入金した場合は、出金の際、他の出金方法が利用可能になる前に、入金額を元のカードに返金する必要があります」と書き、公式メディアは「クレジットカード入金 ➡ 銀行振込でのみ出金可」と書いています。実際の手順はマイページの出金画面で確認してください。
国際銀行送金では25米ドルが引かれる
入出金ポリシーの出金6条は、出金手数料は請求しないと明記したうえで、こう続けます。「例えば、国際銀行送金には通常25米ドルの費用がかかり、当該費用は出金資金から差し引かれます」。銀行や中継銀行が課す費用は利用者負担、という整理です。
入金しただけで取引せずに出金すると手数料を請求される
見落とされがちなのが入出金ポリシーの追加条項2条です。Neteller、Skrill、電子ウォレット、代替決済方法(APM)、クレジットカードで入金し、取引が行われていない、またはごくわずかな状態で出金を申請した場合、Vantageは加盟店手数料と裁量による取扱手数料を口座に請求する権利を留保しています。繰り返した場合は口座を解約すると書かれています。
背景は追加条項1条にあります。これらの決済手段の加盟店手数料は、通常Vantageが利用者に代わって負担しているためです。入出金だけを繰り返して取引実態がない口座については、ヘルプセンターの「支払いに関する基本ガイド」も出金リクエストを拒否する場合があると案内しています。
入出金ポリシー「追加条項」の原文(クリックで開く)

規約で確認できる入金のルール(顧客契約2.5条・入出金ポリシー)
入金画面の挙動は、2本の規約でほぼ説明がつきます。顧客契約(2025年12月版)の2.5条と、入出金ポリシー(2023年12月版)の入金1〜11条です。

規約が列挙する入金方法は3つしかない
顧客契約2.5条(b)は、口座への入金方法として次の3つだけを挙げています。i) オンライン銀行振込、ii) 当日銀行振込、iii) 国際電信送金。カード・暗号資産・コンビニ・E-moneyは規約の列挙に入っていません。

続く2.5条(c)が、その理由を裏づけます。「当社は、お客様が口座への入金または出金に利用する支払方法について、これを削除し、または制限する権利を留保します」。入出金ポリシーの入金3条も同じ趣旨で、単独の裁量により入金方法を削除・変更・制限できると定めています。銀行振込オプション1が2026年7月に消えたのは、この条項に基づく運用です。
名義が違う入金は、返金だけでは終わらない
顧客契約2.5条(h)は、本人以外の名義の支払方法から入金されたと認識または疑った場合、入金を拒否し、資金を元の送金元に返金し、関連する取引を無効とし、さらに本契約を終了させる権利を留保すると定めています。入出金ポリシーの第三者による支払い2条も、支払いの取消・未決済ポジションの決済・利益の無効化・口座の閉鎖を挙げています。
一方で、共同名義の口座には抜け道があります。入出金ポリシーの入金6条は「共同名義の銀行口座またはクレジットカードからの支払いについては、取引口座の名義人がその受益者の一人である場合に限り、当社の承認を条件として受け付けられます」としています。
反映されるのは「清算済資金」だけ
顧客契約2.1条(c)は、口座に入金として反映されるのは清算済資金に限られると定めています。そして入出金ポリシーの入金10条は、入金処理の遅延に起因して生じた損失(自動ロスカットや強制決済を含む)について責任を負わないと明記しています。証拠金が足りない状態で入金を急いでも、着金前にロスカットされた分は補償されません。
顧客契約10.4条はさらに踏み込んで、入金した預託金は契約上の義務が完全に履行されるまで返還期限が到来せず、Vantageが利用者に対して負担する債務を構成しないとしています。顧客資金の分別管理についても、2.7条(b)は他の顧客資金と混合して保管される場合があるとし、2.7条(a)vは「分別管理はお客様資金を損失のリスクから完全に保護することを保証するものではありません」と断っています。
入出金ポリシー「入金」1条〜11条の原文(クリックで開く)

Vantage公式サイトの中で数字が食い違う8点
入金まわりは、公式サイトの中だけでも記述が割れています。2026年9月3日時点で確認できた8点を並べます。どれを信じるべきかの判断材料として使ってください。

| # | 項目 | 食い違っている記述 | 本記事の結論 |
|---|---|---|---|
| 1 | 入金手数料 | ヘルプ「入金手数料は一切いただいておりません」 /お知らせ「コンビニ330〜530円・E-money 330円・オンラインバンキング300円」 | Vantage側は無料。決済代行の手数料は利用者負担で発生する |
| 2 | 銀行振込の上限 | 公式メディア「1,500,000円」「最大150万円」 /同記事の銀行振込表とお知らせ「295,000円」 | 295,000円(150万円は終了したオプション1の値) |
| 3 | 銀行振込の反映 | 「当日〜2営業日」「最大1営業日」「1〜2営業日」「20分程度」の4通り | 最大1営業日を見ておく。銀行の営業時間内なら数十分で着く例もある |
| 4 | コンビニの上限 | 公式メディアの入金ルール表「295,000円」 /同記事のコンビニ表とお知らせ「300,000円」 | 300,000円 |
| 5 | 同一記事内の手数料表記 | 冒頭の比較表「銀行=振込手数料/暗号資産=ガス代」 /まとめの比較表「どちらも無料」 | Vantage側は無料。振込手数料とガス代は別途かかる |
| 6 | 規約が列挙する入金方法 | 顧客契約2.5条(b)は銀行系3つのみ/実際は5種類 | 規約の列挙は銀行系3つ。2.5条(c)が支払方法の追加・削除を認めるため、実際に使える方法はマイページの表示が正 |
| 7 | 契約主体と登録地 | サイト「Vantage Trading Ltd.(モーリシャス)」 /入出金ポリシー・顧客契約2.1条(d)「セントルシア」 /入金ボーナス規約 日本語版「VFSC(バヌアツ)登録番号00318」 | 入出金の契約相手はVantage Prime Trading Ltd.(セントルシア 2023-00318) |
| 8 | ProTrader | 公式メディア(2026年9月1日更新)「口座残高200ドル以上でProTraderが使える」 /お知らせ(2026年3月27日)「2026年3月31日でサービス終了」 | ProTraderは終了済み。後継はマイページのウェブトレード |
7番は入金する側にとって実務的な意味があります。入金した資金の契約相手がどの法人で、どの国の法令に従って保管されるのかが、公式サイトの表示とPDFで一致していません。顧客契約2.1条(d)は「当社に預託された資金は、セントルシアの適用法令に従って保持されます」と書いています。
Vantageの入金に関するよくある質問
まとめ:Vantageの入金は「金額」と「顔認証」で決まる
Vantageの入金方法5種類のうち、どれが画面に出てくるかは入力した金額と本人確認の進み具合で変わります。この2つを押さえておけば、入金でつまずく場面はほとんど無くなります。
- 銀行振込はオプション2だけ。1回295,000円まで・1日3回まで・顔認証が必須
- 100万円を一度に入れられるのは暗号資産のみ。カードは1回75万円まで
- 手数料がかかるのはコンビニ(330〜530円)とE-money(330円)の2系統
- ボーナス狙いなら暗号資産・eウォレットは避ける(英語版一般条件が剥奪権を留保)
- 入金画面が動かないときは、ほぼ毎週木曜13:30〜15:00のメンテナンスを疑う
入金の前に済ませておく本人確認の手順と、受け取れるボーナスの条件は、それぞれ別の記事にまとめています。他社の入金条件と比べたい場合は、同じ形式でまとめたAxiの入金方法も参考にしてください。



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