Axi(アクシ)の口座タイプは、公式サイトを見ているだけでは決められません。公式サイトが載せているのは Standard/Pro/Elite の3つですが、実際にクライアントポータルの開設画面に出てくるのは Standard/Premium/米ドルセント の3つ。名前も、最低入金額も、スプレッドの数字も一致しません。
結論だけ先に書きます。$500 を入金できるなら Premium(公式サイトの表記では Pro)が全パターンで最安です。$500 が難しいなら Standard。極小ロットで練習したいなら米ドルセント。この3つの選択肢がすべてです。

| 口座タイプ | 最低入金額 | EURUSD スプレッド | 1ロット往復の 実質コスト | 口座通貨 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|
| Standard | 開設画面は最低額なし 公式サイトは推奨 $100 | 0.6〜0.9pips | 約 $6〜9 | JPY を含む11種 | まず始める人 少額で回す人 |
| Premium 公式サイトの表記は Pro | $500 | 0.0〜0.07pips +手数料 | 約 $4.50 JPY建てなら ¥500 | JPY を含む10〜11種 | $500 を入れられる人は全員こちら |
| 米ドルセント | 最低額なし | 0.9より | Standard と同率 1ロット=1,000通貨 | 米ドルのセント建て | 極小ロットで 手順を試したい人 |
| Elite | $25,000 を維持 +月5,000万ドルの取引量 | 0.0pips +手数料 | 約 $3.50 | 公式サイトは USD/EUR/GBP/AUD ヘルプは JPY も記載 | 大口・申請制 開設画面に出ない |
| スワップフリー | — | 同上 | 同上+保有手数料 | — | 日本は登録画面に出ない Standard/Pro と併用不可 |
2026年9月3日に、Axi公式サイト・クライアントポータルの実画面・公式ヘルプセンター(日本語版と英語版)・プロダクトスケジュール(2026年7月6日発効)・顧客契約の5つを突き合わせて確認しました。数字が食い違っている箇所は、どちらか一方を採用せず両方を並べています。
検索結果に AXIORY(アキシオリー)の口座タイプ記事が混ざりますが、Axi とは別の会社です。この記事は Axi(AxiTrader LLC)だけを扱います。
Axiの口座タイプは公式サイトと開設画面で名前が違う

Axiの口座タイプの名前は、見る場所によって3通りあります。公式サイトは Standard/Pro/Elite、クライアントポータルの開設画面は Standard/Premium/米ドルセント、規約PDF(プロダクトスケジュール)は Standard/Premium/Elite/Cent。他のサイトの説明が食い違っている原因は、ほぼこれです。

| 情報源 | 口座タイプの表記 | セント口座の扱い |
|---|---|---|
| 公式サイトの口座タイプページ | Standard/Pro/Elite | 記載なし |
| クライアントポータルの開設画面 | Standard/Premium/米ドルセント | 選択肢にある |
| 公式ヘルプセンター | スタンダード/プレミアム/Axiエリート | 「提供していません」 |
| プロダクトスケジュール(規約PDF) | Standard/Premium/Elite | Cent の契約仕様あり |
Pro と Premium は同じ口座
この2つは別物ではありません。公式ヘルプの「口座タイプによって約定力は変わりますか?」という記事の英語版が、「Standard or Pro/Premium account」と並べて書いています。ヘルプセンターの記事IDも同一で、英語版のタイトルが「Standard and Pro trading accounts」、その日本語訳が「スタンダード口座とPremium口座」。同じ記事が言語によって Pro と Premium に訳し分けられているだけです。
手数料も一致します。公式サイトの Pro が「$4.5 round trip」、開設画面の Premium が「往復手数料4.50USD」、ヘルプのプレミアムアカウントが「往復4.50ドル」。実務上は完全に同じ口座と考えて構いません。この記事では、実際の画面と規約で使われている Premium に統一します。


口座タイプ別スペック比較|スプレッド・手数料・最低入金額

4つの口座タイプの仕様を、出典を付けて並べます。レバレッジ・最小取引サイズ・ロスカット水準は全タイプ共通で、差が出るのはスプレッド・手数料・最低入金額・口座通貨の4項目だけです。
| 項目 | Standard | Premium(Pro) | 米ドルセント | Elite |
|---|---|---|---|---|
| 開設コスト | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 申請制 |
| 最低入金額 | 最低額なし 公式サイトは推奨 $100 | $500 | 最低額なし | $25,000 を維持 |
| EURUSD スプレッド | 0.6〜0.9pips | 0.0〜0.07pips | 0.9より | 0.0pips |
| GOLD スプレッド | 16セント | 6〜9セント | — | 9セント |
| 取引手数料 1ロット往復 | なし | $4.50 JPY建ては ¥500 | なし | $3.50 |
| 最大レバレッジ | 1000倍 | 1000倍 | 1000倍 | 1000倍 |
| 最小取引サイズ | 0.01ロット | 0.01ロット | 0.01ロット | 0.01ロット |
| ロスカット水準 | 20% | 20% | 20% | 20% |
| 口座通貨 | JPY を含む11種 | JPY を含む10〜11種 | USC(米ドルセント) | USD/EUR/GBP/AUD ヘルプは JPY も記載 |
| プラットフォーム | MT4 / MT5 | MT4 / MT5 | 開設画面は MT5 で確認 | MT4 / MT5 |
| Axi Select | 対象 | 対象 | — | 対象外 |
ロスカット水準の20%は、プロダクトスケジュール(2026年7月6日発効)の Liquidation Level に「Standard, Premium and Elite Accounts」としてまとめて書かれています。口座タイプでロスカットが変わることはありません。ただしプラットフォームでは変わります。公式ヘルプによると、MT4/MT5 が20%に対して Axi独自の取引アプリだけは50%です。

Axi Select の対象範囲にも差があります。公式サイトの口座タイプページで「資金調達」の欄に AXI SELECT のバッジが付いているのは Standard と Pro の2つだけで、Elite には付いていません。無料の資金配分プログラムを使うつもりなら、Elite は選択肢から外れます。

\ 登録は3項目・最低入金額なし /
最大レバレッジ1000倍/MT4・MT5対応/口座の開設・維持は無料
EURUSDのスプレッドは公式サイトの中だけで4通りある
比較表を作るときに一番困るのがここです。EURUSD の Standard スプレッドは、Axi の公式情報の中だけで 0.6 / 0.7 / 0.87 / 0.9 の4つの数字が出てきます。一番小さい値と一番大きい値で50%の開きがあります。
| 情報源 | Standard | Premium(Pro) |
|---|---|---|
| 公式ヘルプ「スタンダード口座とPremium口座」 | 0.6 ピップスから | 0.0 ピップスから |
| 公式サイトの口座タイプページ | 0.7 pips | 0 pips |
| 公式サイトのFXページ | 0.87 ピップから | 0.07 ピップから |
| クライアントポータルの開設画面 | 0.9 より | 0.0 より |

実務上どう読むか。Premium は「0.0pips」ではありません。0.0 を掲げているのは口座タイプページと開設画面で、同じ公式サイトのFXページは 0.07 と書いています。0.0 という数字は「最も条件のいい瞬間の下限」であって、平均でも標準でもないと考えるのが安全です。
Standard も同じです。もっとも新しく、もっとも具体的な数字は FXページの 0.87。コスト計算をするなら、Standard は 0.9 前後、Premium は 0.07 前後で見積もっておけば実態から大きく外れません。
Axi はプロダクトスケジュールで「当社は principal(本人)として取引するため、提示価格は原市場と同じとは限らず、広いことも狭いこともある」と明記しています。提示スプレッドは市場のレートをそのまま流したものではなく、Axi が決めた価格です。「from 0.0」を固定値として扱わないでください。
StandardとPremiumはどっちが安い?1ロット往復の実質コスト

手数料込みで比べると、Premium はどの読み方をしても Standard より安くなります。EURUSD 1ロット(10万通貨)の往復で、Standard が $6.00〜$9.00、Premium が $4.50〜$5.20。差額は1ロットあたり $1.50〜$4.50 です。

EURUSD 1ロット往復のコスト
EURUSD は1ロットが10万通貨なので、1pips の値動きが $10 に相当します。スプレッドをドルに直して、Premium は手数料を足します。
| 読み方 | Standard | Premium | 差額 |
|---|---|---|---|
| ヘルプの数字(0.6/0.0) | $6.00 | $4.50 | $1.50 |
| 口座タイプページ(0.7/0) | $7.00 | $4.50 | $2.50 |
| FXページ(0.87/0.07) | $8.70 | $5.20 | $3.50 |
| 開設画面(0.9/0.0) | $9.00 | $4.50 | $4.50 |
4つの読み方すべてで Premium が勝ちます。「取引量が少ないうちは手数料無料の Standard が得」という一般論は、Axi では成り立ちません。Standard のスプレッドに含まれる上乗せ分が、Premium の手数料 $4.50 より大きいからです。
ゴールド1ロット往復のコスト
XAUUSD は1ロットが100オンス。1セントの値動きが $1 になります。
| 口座タイプ | スプレッド | 手数料 | 合計 |
|---|---|---|---|
| Standard | 16セント → $16.00 | なし | $16.00 |
| Premium 公式サイトの9セント | 9セント → $9.00 | $4.50 | $13.50 |
| Premium ヘルプの0.06ドル | 6セント → $6.00 | $4.50 | $10.50 |
| Elite | 9セント → $9.00 | $3.50 | $12.50 |
ゴールドでも Premium が $2.50〜$5.50 安くなります。Standard が有利になる銘柄は見つかりませんでした。
口座通貨を日本円にすると手数料が変わる
ここは日本から使う人にだけ効く話です。Premium の手数料は「$4.50」で固定ではありません。プロダクトスケジュールのコミッション表は口座通貨ごとに金額を決めていて、JPY建ての口座は1標準ロットあたり ¥500と書かれています。

$4.50 と ¥500 が等しくなるのは 1ドル111.1円のときです。それより円安であれば、JPY建て口座のほうが手数料は安く済みます。1ドル150円なら ¥500 は約 $3.33 で、USD建ての $4.50 に対して約26%の差。Elite の $3.50 とほぼ同じ水準になります。
| 口座通貨 | 1標準ロットあたりの手数料 |
|---|---|
| JPY | ¥500 |
| USD | $4.50 |
| AUD | $4.50 |
| EUR | €4.00 |
| GBP | £3.50 |
| CAD | $6.00 |
| NZD | $7.00 |
| HKD | $35.00 |
| SGD | $6.00 |
| PLN | zł17.00 |
| 上記以外 | USD$4.50 相当 |
手数料の請求タイミングも押さえておきます。公式ヘルプの「スタンダード口座とPremium口座」は、往復分の $4.50 が「取引を開始する際に一部、取引を終了する際に残り」に分けて請求されると説明しています。建てた瞬間に全額引かれるわけではありません。

Premiumの最低入金額は$100ではなく$500

Premium で唯一のハードルが入金額です。公式サイトの口座タイプページは Standard も Pro も同じ $100 と表示しますが、実際の開設画面と公式ヘルプの2か所は $500と書いています。他サイトの説明が $100 と $500 で割れているのは、公式サイトだけを見たか、開設画面まで進んだかの違いです。
| 情報源 | Premium の最低入金額 | 書き方 |
|---|---|---|
| 公式サイトの口座タイプページ | $100 | 推奨最低入金額 |
| クライアントポータルの開設画面 | $500 | 最低入金額 |
| ヘルプ「Axi Premiumアカウントとは何ですか?」 | USD 500 | 最低入金額 |
| ヘルプ「スタンダード口座とPremium口座」 | 500米ドル | 最低500米ドルの入金が必要 |
公式サイトの $100 に付いている脚注番号「1」をたどると、注記の中身は「引き出しには最低限度額が適用されます」という出金の話で、入金額の条件ではありません。ラベルも「推奨」です。入金の必須条件として書かれている数字は $500 のほうだけです。

「特定のアジア諸国の居住者のみ」という条件がある
同じヘルプ記事には、もうひとつ条件が書かれています。Premium は「最低入金額500米ドルなどの特定条件を満たす、特定のアジア諸国の居住者のみ利用できます」。国名リストは公開されていません。
ただし実際には、日本の居住者として登録した口座の開設画面に Premium が普通に表示され、選択できる状態でした。この「特定のアジア諸国」に日本が含まれていると読めます。画面に出ていれば選べると考えて構いません。
最初から Premium で開設する必要はありません。ヘルプは「口座の種類を変更することや、別のタイプのサブ口座を申請することができます」と明記しています。まず Standard で本人確認まで済ませ、$500 を入金する段階で Premium のサブ口座を追加するのが安全です。ただし変更は未決済の取引が1つもない状態でしか行えません。

\ 登録は3項目・最低入金額なし /
最大レバレッジ1000倍/MT4・MT5対応/口座の開設・維持は無料
米ドルセント口座は公式サイトに載っていないのに開設画面に出てくる

Axi の口座タイプでいちばん情報が錯綜しているのがセント口座です。公式ヘルプは日本語版も英語版も「提供していません」と断言していますが、実際の開設画面には「米ドルセント」が並んでいます。規約PDFにも専用の契約仕様が載っています。
| 情報源 | セント口座について |
|---|---|
| ヘルプ「Axiにはセント口座がありますか?」(日本語) | Axiはセントアカウントを提供していません |
| 同(英語) | Axi does not provide Cent accounts |
| 公式サイトの口座タイプページ | 記載なし |
| クライアントポータルの開設画面 | 「米ドルセント」が選択肢にある |
| プロダクトスケジュール(2026年7月6日発効) | CENT ACCOUNT の契約仕様が5セクション |


どちらが正しいか。規約と実画面が優先です。プロダクトスケジュールには CENT ACCOUNT CONTRACT SPECIFICATIONS という見出しが5つあり、貴金属スポット・FX・暗号資産・商品現物・株価指数現物それぞれの契約仕様が並んでいます。銘柄名の末尾に .c が付くのがセント口座専用の銘柄です。

1ロットが1,000通貨=標準口座の100分の1
セント口座の最大の違いは契約サイズです。標準の口座は1ロットが10万通貨、セント口座は1ロットが1,000通貨。最小取引サイズはどちらも 0.01 ロットなので、実際に動かせる最小額は100分の1になります。

| 項目 | Standard / Premium | 米ドルセント |
|---|---|---|
| 銘柄名 | EURUSD | EURUSD.c |
| 1ロットの契約サイズ | 100,000 通貨 | 1,000 通貨 |
| 最小取引サイズ | 0.01 ロット =1,000通貨 | 0.01 ロット =10通貨 |
| 最大取引サイズ | 100 ロット | 2,000 ロット =標準の20ロット相当 |
| 最大レバレッジ | 1000倍(一部500倍・333倍) | 1000倍(一部500倍) |
| 口座通貨 | JPY・USD ほか | USC(米ドルセント) |
口座通貨が USC という独自コードになっている点も、セント口座が実在する裏付けです。プロダクトスケジュールの非アクティブ手数料の表に、AUD・JPY・USD などと並んで USC の行があり、月額 1,000 USC(=10米ドル)と書かれています。

セント口座では株式CFDが一切取引できない
取扱銘柄の差は、想像よりずっと大きいものでした。プロダクトスケジュールの契約仕様セクションを数えると、セント口座で扱えるのは62銘柄だけです。Standard・Premium・Elite は約1,180銘柄。
| カテゴリ | Standard / Premium / Elite | 米ドルセント |
|---|---|---|
| FX | 63ペア | 36ペア |
| 貴金属スポット | 6銘柄 | 2銘柄 金と銀のみ |
| 暗号資産 | 36銘柄 | 5銘柄 |
| 原油(現物) | 2銘柄 | 2銘柄 |
| 株価指数(現物) | 17銘柄 | 17銘柄 |
| 商品先物・株価指数先物 | 19銘柄 | なし |
| 株式CFD(英・EU・米・香港・ドバイ) | 約1,026銘柄 | なし |
| IPO | 11銘柄 | なし |
| 合計 | 約1,180銘柄 | 62銘柄 |
FXペアの中身にも抜けがあります。セント口座の36ペアは標準口座の63ペアより27ペア少なく、USDCAD が一覧に載っていません。USDMXN・USDZAR・ZARJPY・EURNOK といったマイナー通貨ペアもまとめて対象外です。メジャー通貨で取引する分には困りませんが、「Standard と同じ銘柄が使える」わけではない点は覚えておいてください。
開設画面ではプラットフォームに MT5 を選んだ状態で「米ドルセント」が表示されました。規約PDFのセント口座の取引時間も、FX と貴金属は MT5 サーバー時間で書かれています。MT4 でも同じ選択肢が出るかどうかは画面で確かめてから決めてください。日本円建てにしたい場合、この口座は選べません(米ドルのセント建てのみ)。
Elite口座は$25,000の維持と月5,000万ドルの取引量が要る

公式サイトの口座タイプページには Elite の「Open Elite account」ボタンが並んでいますが、クライアントポータルの開設画面に Elite は出てきません。申請して審査を受ける口座です。公式ヘルプによると、申請から口座設定の完了まで 3〜5営業日を目安としています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サブスクリプション料金 | 不要 |
| 必要残高 | 25,000米ドルを維持 |
| 必要取引量 | 月間5,000万米ドル |
| 残高を割ったとき | 15日間の猶予期間→ 超えると自動的に Premium へ移行 |
| 取引量を割ったとき | 1か月の集計で条件を満たせないと自動的に Premium へ移行 |
| 手数料 | 往復 $3.50(Premium より最大50%安い) |
| 1クリックの最大ロット数 | 200ロット |
| 特典 | 専用の市場分析と指標/無料のVPS・分析ツール/24時間多言語サポート |
| 対応する口座の種類 | プレミアム/スワップフリー(USDのみ)/共同・法人版 |
| 申請から設定完了まで | 3〜5営業日 |

月5,000万米ドルという条件がどれくらいかというと、ヘルプは「日割り換算した場合、為替ペアなら12ロット程度」と補足しています。毎営業日それを継続することが前提になります。
Eliteの口座通貨は公式内でも書き方が違う
Elite だけは口座通貨の選択肢が狭くなります。ただしこれも数字が一致しません。公式サイトの口座タイプページは USD・EUR・GBP・AUD の4通貨だけを挙げ、日本円が入っていません。一方、公式ヘルプに掲載された Elite の仕様表は JPY・USD・EUR・GBP・AUD の5通貨を挙げています。
Elite を日本円建てで使いたい場合は、申請の前にサポートへ確認してください。Standard と Premium が JPY 建てを選べるのは、公式サイト・ヘルプ・実際の開設画面の3つで一致しています。
手数料の「$3.50」も、規約では確定していません。プロダクトスケジュールのコミッション表の下には「Elite 口座で支払うコミッションは上表より低い場合があります」とだけ書かれていて、金額の記載がない。ヘルプは「Premium より最大50%安い」と表現していますが、公式サイトの $3.50 は $4.50 に対して22%引きです。
スワップフリー口座は日本だと登録画面に出てこない
スワップフリー(イスラム)口座は、宗教上の理由で利息のやりとりができない人向けの口座です。日本の居住者が登録する場合、口座開設のプロセスで選択肢として表示されません。カスタマーサクセスチームに連絡し、「信仰の証明」の書類を提出して申請する流れになります。

申請を考えるなら、条件を先に確認してください。もっとも重い制約は併用の禁止です。
- スワップフリー口座と同時にスタンダード口座・プロ口座を保有できない。既存口座がある場合は、先にその口座を解約する必要がある
- 解約を申請する前に、すべての建玉を決済しておく必要がある
- メイン口座をスワップフリーにすると、その後に開設する追加口座もすべて自動的にスワップフリーになる
- 株式などの一部の銘柄は対象外で、スワップ手数料が発生し続ける
- 金利分は無料になるが、代わりに「オーバーナイト保有手数料」という固定料金がかかる
- Axi独自の取引アプリのスワップフリーは、UAE・クウェート・オマーン・バーレーン・サウジアラビア・ヨルダン・エジプト・カタール・レバノン・トルコの10か国限定
本人確認が完了していれば、MT4/MT5 でスワップフリー口座を最大5つまで開設できます。取り消される条件も規約に書かれていて、プロダクトスケジュールは「濫用されている、疑わしい取引をしている、または誠実さを欠く運用をしていると判断したライブ口座について、スワップフリーの資格を取り消す権利を留保する」としています。
口座はいくつ持てる?タイプと通貨は後から変えられる?

Axi は追加口座(サブ口座)を無料で作れます。上限は本人確認が終わっているかどうかで変わり、認証済みなら取引口座5つ+Axi取引プラットフォーム口座1つ、未認証だと2つ+1つです。
| 本人確認の状態 | 取引口座 | Axi取引プラットフォーム口座 |
|---|---|---|
| 認証済み | 最大5つ MT4 または Axi Select | 1つ |
| 未認証 | 最大2つ MT4 が1つ+Axi Select が1つ | 1つ |
この記事の文言はヘルプの原文どおりです。公式ヘルプは口座数を数えるときに「MT4取引口座」としか書いておらず、MT5 の扱いには触れていません。MT5 のサブ口座を5つ以上作りたい場合は、申請の前にサポートへ確認してください。

Axi Select 口座もこの5つの枠を消費します。開設画面の「Axi Selectに参加する」トグルは初期状態でオンになっているので、そのまま作成すると1回で2つの口座ができあがります。枠を節約したいなら、作成前にオフにしてください。
「新しい口座を追加」のボタンが押せないときは、原因が3つあります。上限に達している/本人確認が終わっていない/一時的な技術的問題のいずれかだと公式ヘルプが説明しています。審査中も追加できません。
口座タイプの変更は未決済の取引があるとできない
Standard と Premium は相互に切り替えられます。方法は2通りで、今の口座のタイプそのものを変更するか、別タイプのサブ口座を新しく申請するか。前者はサポートへの連絡が必要です。
条件はひとつだけ。未決済の取引が1つでもあると変更できません。ポジションを全部閉じてから申請してください。また、口座が紹介ブローカー(IB)やパートナーに紐付いている場合は、そのパートナーが対象の口座タイプに対応しているかを先に確認する必要があります。
口座通貨は入金する前しか変えられない
こちらは口座タイプより厳しいルールです。基本通貨を変更できるのは、その取引口座にまだ資金が入っていない場合だけ。一度入金すると変更できません。

入金済みの口座で別の通貨を使いたくなったら、新しいサブ口座を作ります。手順は、クライアントポータルの左メニューから「新しいアカウントを開設」を選び、アカウントタイプ・通貨・レバレッジ・MT4のパスワードを順に決めるだけ。パスワードは8〜15文字で、小文字・大文字・数字のうち2種類以上を含める必要があります。
申請の直後に使えるわけではありません。公式ヘルプは「新しいアカウントが使用可能になるまで数時間かかる場合があります」と案内しています。
この操作はすべてクライアントポータルから行います。Axi のポータルは新旧2系統あり、入口によってログインIDが違う点だけ先に押さえておいてください。

デモ口座・法人口座・共同口座もある
ここまでの4タイプ以外に、Axi はデモ口座・法人口座・共同口座を用意しています。海外FX業者では法人口座を扱わないところも多いので、必要な人には選択理由になります。
デモ口座は10個まで・30日取引しないと失効する
デモ口座には期限がありません。ただし30日間連続で取引がないと失効します。開設日からのカウントではなく、最後に取引した日からのカウントです。そして失効した口座は再有効化できません。使い続けたいなら、30日に1回は何か建てて決済してください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開設できる数 | 最大10個 期限切れの口座も数に含む |
| 有効期限 | 期限なし。ただし30日間取引がないと失効 |
| 失効後 | 再有効化できない。新規に作り直す |
| スプレッド・スワップ | ライブ口座と同じ |
| 取引できない銘柄 | 株式CFD |
| ライブとの違い | 価格のスリッページが再現されない |
スリッページが再現されない点は、戦略をテストするときに効いてきます。デモで想定どおりに決済できた指値が、ライブでは滑ることがあると考えて検証してください。
法人口座は会社・信託・個人事業主の3種類
法人名義の口座は、クライアントポータルからは申し込めません。クライアントサービスチームに連絡して個別に手続きします。必要書類は形態によって変わります。
| 形態 | 主な必要書類 |
|---|---|
| 法人 | 設立証明書/会社定款/6か月以内の株主名簿/3か月以内の住所証明/取締役・株主のパスポートと住所証明 |
| 信託 | 信託登録/署名済みの信託証書/受託者のパスポートと住所証明/TIN(納税者番号) |
| 個人事業主 | 事業登録/住所証明/パスポート/雇用と財務の詳細/TIN |
申告義務もあります。申請書に記載した会社の25%以上を所有する株主・最終受益者を申告しなければなりません。書類がすべて揃って確認が終われば、Axi は3営業日以内の開設を目指すとしています。
共同口座は2人とも認証済みの個人口座が必要
共同名義の口座には条件が2つあります。両者がそれぞれ本人名義の認証済みライブ口座を、同じ法的管轄で持っていること。そして両方の口座が「個人」口座に分類されていること。申請はアカウントマネージャー経由です。
結局どの口座を選べばいいか
判断軸は「$500 を入金できるか」の1つだけです。コスト面では Premium が全銘柄で Standard を上回っているので、$500 を用意できるなら迷う必要がありません。

EURUSD もゴールドも Standard より安く済みます。口座通貨を JPY にすると手数料が ¥500 固定になり、円安局面ではさらに有利。Axi Select にも参加できます。
開設画面では最低入金額なしで作れます。取扱銘柄は約1,180で最も多く、株式CFDも先物も使えます。資金が増えたら Premium のサブ口座を追加すれば、そのまま乗り換えられます。
1ロットが1,000通貨なので、最小0.01ロットは10通貨。ただし取扱は62銘柄だけで、株式CFDも先物も扱えません。日本円建ても選べません。慣れたら Standard か Premium に移ってください。
迷ったときの現実的な進め方は、Standard で開設して本人確認を先に済ませることです。本人確認が終わらないとサブ口座を申請できず、そもそも口座の上限が2つに制限されます。開設後28日以内に本人確認書類を提出しないと入金・取引・出金が制限される点にも注意してください。

\ 登録は3項目・最低入金額なし /
最大レバレッジ1000倍/MT4・MT5対応/口座の開設・維持は無料
Axiの口座タイプに関するよくある質問
まとめ
Axi の口座タイプ選びは、$500 を入金できるかどうかで決まります。できるなら Premium。EURUSD もゴールドも Standard より安く、日本円建てにすれば手数料は1ロット ¥500 の固定です。できないなら Standard で始めて、資金が増えたタイミングでサブ口座を追加してください。
注意すべきなのは、公式の情報が場所によって違うことです。Premium の最低入金額は公式サイトが $100、開設画面とヘルプが $500。EURUSD のスプレッドは公式サイトの中だけで4通り。セント口座はヘルプが「ない」と書き、開設画面と規約には「ある」。数字を1か所だけ見て判断すると間違えます。
この記事の数値は2026年9月3日に、公式サイト・クライアントポータルの実画面・公式ヘルプ(日英)・プロダクトスケジュール(2026年7月6日発効)で確認したものです。口座を作る前に、開設画面に表示されている条件をもう一度ご自身の目で確かめてください。

