「Exness ボーナス」で検索すると、口座開設ボーナスの金額を書いた記事と「Exnessにボーナスはない」と書いた記事が同時に出てきます。どちらが正しいのか、そしてボーナスがないなら代わりに何があるのか。この2つに一次情報だけで答えます。
2026年9月4日、Exness公式ヘルプセンターの日本語241記事と英語241記事を全文走査し、あわせて顧客契約 2026年7月24日版(038)とBonus Terms and Conditions 2024年9月30日版(05)を読みました。分かったことは3つです。
- 口座開設ボーナスも入金ボーナスも存在しない。公式ヘルプが「一切提供しておりません」と書いており、キャンペーンのページ自体がサイトに無い
- それでも情報が消えないのは、顧客契約が今も「Bonus Terms and Conditions」を同意済み文書として名指ししているから。文書は実在し、参加国は会社が決めると書いてある
- 代わりにあるのはExness Rewards。取引でEXDが貯まり、次の取引コストの最大50%を相殺して出金できるキャッシュバックに変わる。ただし対象は一部の顧客だけ
種類ごとの結論を先に表にします。根拠は各セクションで条番号まで示します。
| ボーナスの種類 | Exnessの提供 | 根拠 |
|---|---|---|
| 口座開設ボーナス(入金不要) | なし | 公式ヘルプ「Exnessはボーナスを提供していますか?」 |
| 入金ボーナス | なし | 同上 |
| 取引ボーナス | なし | 同上 |
| キャンペーン・トレードコンテスト | なし | 公式サイトにキャンペーンのページが無い。ヘルプ241記事に「キャンペーン」0件 |
| ロイヤルティ(Exness Rewards) | 一部の顧客のみ | 公式ヘルプ「Exness Rewards」・公式Rewardsページ |
| キャッシュバック(IBリベート) | あり(第三者経由) | 公式ヘルプが「その他の機会」として案内 |
検証日: 2026年9月4日/出典: Exness公式ヘルプセンター(日本語241記事・英語241記事)、Exness (SC) Ltd 顧客契約 2026年7月24日版(038)、Bonus Terms and Conditions 2024年9月30日版(05)、Exness公式サイト、公式サイトマップ
Exnessにボーナスは1つもない|公式が明記している一文

Exnessは口座開設ボーナス・入金ボーナス・取引ボーナスのいずれも提供していません。これは推測ではなく、公式ヘルプセンターが日本語で1行目に書いていることです。2026年8月20日に更新された最新版にも、同じ文が残っています。
いいえ。Exnessではウェルカムボーナス、入金ボーナス、取引ボーナスなどのボーナスは一切提供しておりません。
Exness公式ヘルプセンター「Exnessはボーナスを提供していますか?」(2026年8月20日更新)

問題は、この1本を読まずに書かれた記事が大量にあることです。そこで、公式が本当に「どこにも書いていない」のかを確かめるために、ヘルプセンターの全記事を機械的に数えました。
公式ヘルプ241記事のうち、ボーナスに触れているのは1本だけ
Exnessのヘルプセンターは記事データを公開しているので、日本語版と英語版の全文を取得して語句を数えられます。2026年9月4日時点の結果が次の表です。
| 検索した語 | 日本語241記事 | 英語241記事 |
|---|---|---|
| ボーナス / bonus | 1本(提供していないと書いた記事) | 1本(同じ記事) |
| キャンペーン / promotion | 0本 | 0本 |
| プロモーション | 0本 | ― |
| コンテスト / contest・competition | 0本 | 0本 |
| 賞金・抽選 / giveaway | 0本 | 0本 |
ボーナスに言及した1本というのが、先ほど引用した「Exnessはボーナスを提供していますか?」です。他の240本には、ボーナスもキャンペーンも1度も出てきません。他社のヘルプなら必ずある「ボーナスの受け取り方」「ボーナスが消える条件」といった記事が、Exnessには存在しないということです。
公式サイトにキャンペーンのページが無い
サイト側も同じです。海外FX業者の公式サイトはたいてい /promotions/ や /bonus/ にキャンペーン一覧を置いていますが、Exnessでは3つとも開けません。
| URL | 結果(2026年9月4日) |
|---|---|
| www.exness.com/promotions/ | 404 Not found |
| www.exness.com/bonus/ | 404 Not found |
| www.exness.com/campaign/ | 404 Not found |
| www.exness.com/exness-rewards/ | 表示される(後述のExness Rewards) |
さらに、Exnessの公式サイトマップに登録された2,104件のURLと43種類の言語・地域指定を確認しましたが、日本語(ja)は1件もありません。Rewardsの紹介ページも11言語ありますが、そこにも日本語版は無い。日本語で読める一次情報がヘルプセンターしかないことが、誤情報が残り続ける土壌になっています。
登録フォームにあるのは「パートナーコード」欄だけ
もう1つ、開設時に確かめられる点があります。XMやAxiには「ボーナスコード」「プロモコード」を入れる欄がありますが、Exnessの登録フォームにあるのはパートナーコード欄だけです。公式ヘルプ「Exness口座の登録」も、入力項目としてメールアドレス・パスワード・パートナーコードの3つしか挙げていません。
このパートナーコードは、ボーナスを引き出すためのものではありません。誰の紹介で登録したかを記録する欄で、後述するキャッシュバックの紐付けに使います。
坂本彩花じゃあ「Exnessの口座開設ボーナス◯円」って書いてある記事は全部うそなの?



キャッシュバックサイトの特典とごっちゃになっている記事が多いよ。ただ、それだけじゃない理由もあって、そこが次の話。
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「Exnessのボーナス」情報が消えない理由|規約には今も Bonus Terms がある


ヘルプが「一切提供していない」と書く一方で、Exnessの顧客契約は今も「Bonus Terms and Conditions(ボーナス規約)」を、利用者が同意済みの文書として名指ししています。そしてその文書は実在し、誰でも開けます。矛盾しているように見えますが、ボーナス規約そのものを読むと説明がつきます。
顧客契約が3か所でボーナス規約を挙げている
2026年7月24日版(038)の顧客契約を開くと、次の3か所に登場します。口座を持っている人は、意識しないままこの文書に同意しています。
| 条番号 | 何を定めているか |
|---|---|
| 1.3条 | 顧客契約と一体になる文書の列挙。一般取引約款やプライバシーポリシーと並んで「Bonus Terms and Conditions」が入っている |
| 2.1条 | 「Agreement(契約)」という語の定義。ここにも同じ文書名が入る |
| 14.1条B | 顧客の表明保証。「読んで理解し、遵守する」と約束させる文書の一覧に含まれる |
1.3条にはもう1つ見逃せない一文があります。会員ページに掲載されたロイヤルティプログラム・プロモーション・キャンペーンは、掲載された時点で自動的に同意したものとみなされるという規定です。後述のExness Rewardsが、申込をしていないのにいきなり使える形で現れるのも、この規定があるからだと読めます。
「Bonus Terms and Conditions」が書かれた顧客契約1.3条の原文(英語・クリックで開く)


ボーナス規約は実在する|2024年9月30日版が今も公開中
名指しされている文書は、Exnessの配信サーバーにPDFで置かれています。表紙には Bonus Terms and Conditions / Version: 30 September 2024 /05 と入り、発行元は日本のユーザーが契約するExness (SC) Ltd(セーシェル・FSAライセンス SD025)。日本から見えているのはこの法人の規約です。


本文は24番まで番号が振られ、ボーナスをもらったときの権利と義務がすでに全部決まっています。いま日本に配られていないだけで、制度としては生きていると読むのが正確です。
「一部の国にはボーナスが1つも無い」と書いてある条文
日本の状況を説明しているのが4項です。どの国をボーナスプログラムの対象にするかは会社が決め、1つも用意されない国があると明記されています。英語原文も「some countries may not have any Bonus Programs available to them」とはっきり書いています。
続く5項は、付与が会社の裁量で「選ばれた顧客」に対して行われることと、その形が取引口座への直接入金であることを定めています。XMやAxiのような「クレジット(取引専用の証拠金)」ではなく、現金として入る設計です。
「対象国は会社が決める」と書かれたボーナス規約4項〜8項の原文(英語・クリックで開く)


もし配られたときの条件は、すでに全部決まっている
将来Exnessが日本でボーナスを始めたとして、条件が一から作られるわけではありません。ボーナス規約の主な7項目を、他社と比べたときの意味と一緒に並べます。
| 項 | 内容 | 読み方 |
|---|---|---|
| 5項 | 付与は会社の裁量。選ばれた顧客の取引口座に直接入金される | 申請して誰でももらえる形ではない |
| 6項 | Cash Bonusとして付与された場合は取引にも出金にも使える。ボーナスで得た利益も出金できる | XM・Axiのクレジットより条件が良い |
| 12項 | 指定された最低残高を下回る出金をすると、ボーナスは自動的に控除される | 残高を抜いてボーナスだけで取引はできない |
| 13項・14項 | 事前通知なく、理由なくいつでも控除・プログラム中止ができる | もらった後も確定ではない |
| 16項 | 失格事由をa〜iで列挙。同一住所・同一メール・同一パーソナルエリア、従業員と近親者、共謀、IP偽装、1人が複数IP、複数人が同一IP | 家族名義での複数受け取りは不可 |
| 18項 | 期限までに1度も使わないと失効。1回でも取引に使えば無期限に残る | 放置がいちばん損 |
| 23項 | ボーナスは「extra trading leverage(追加のレバレッジ)」であり損失リスクがあると警告 | 会社自身がリスク要因と位置づけている |
13項と14項は、他社のボーナス規約と比べても踏み込んだ書き方です。「without cause or prior notification(理由も事前通知もなく)」という語をそのまま使い、付与済みのボーナスを引き上げる権利を留保しています。
「理由も通知もなく控除できる」13項・14項の原文(英語・クリックで開く)


この画像を開いた人は気づいたはずですが、項番号の13が2回振られています。「Bonus Document への署名を求められることがある」という13項の直後に、見出しをはさんでもう1つの13項が始まります。2024年9月の版が2026年9月まで直されないまま置かれている、ということでもあります。
Exnessに「今もらえるボーナス」はありません。ただし「Exnessはボーナスを配らない会社だ」と言い切るのも正確ではなく、規約上の器はあって日本に配られていない、が実態です。将来の告知は会員ページに出ます。公式サイトのキャンペーンページを待っても出てきません。
代わりにあるのは Exness Rewards|EXDは出金できるキャッシュバックになる


Exnessが「ボーナスの代わり」と位置づけているのがExness Rewardsです。取引するたびにEXD(Exness Dollars)が貯まり、次に取引したときの手数料の一部をEXDから相殺して、出金できるキャッシュバックに変えます。公式Rewardsページのよくある質問でも、ボーナスを提供しない理由としてこの仕組みを挙げています。
ボーナスは提供していません。代わりにExness Rewardsは長期的な価値を軸に設計されています。取引すればするほど、多くの報酬が開きます。
Exness公式サイト Exness Rewardsページ「Does Exness offer any bonuses?」(2026年9月4日確認・筆者訳)
EXDは1EXD=1米ドル。取引コストの最大50%が戻る
仕組みは2段階です。まず取引でEXDが貯まり、次にそのEXDが取引コストを肩代わりして現金化されます。ここを混同すると「貯めただけでは出金できない」ことに気づけません。


取引してEXDを貯める
付与額は、その取引で支払ったスプレッドの一定割合。割合は顧客ごとに設定され、日によって変わります。EXDが口座に入るのは、その取引を決済した翌日です。
EXDを持ったまま次の取引をする
スプレッドや手数料はいつもどおり発生します。そのうえで取引コストの最大50%がEXD残高から差し引かれ、キャッシュバックに換算されます。1 EXD=1米ドルです。
キャッシュバックとして出金する
換算された分は出金できます。EXDのまま出金することはできません。貯めるだけでは現金にならず、もう一度取引して初めて現金化されるのがこの制度の要です。
階層は30日ごとに評価され、維持できないと降格する
Exness Rewardsは階層制です。ロット数のノルマはなく、30日間に獲得したEXDの量で階層が決まります。上位の階層に上がるには、通算の取引日数が所定の日数に達していることも必要です。
| ルール | 内容 |
|---|---|
| 昇格 | 階層は毎日見直され、条件を満たした時点で自動的に上がる |
| 維持 | 30日ごとに、昇格に必要だったのと同じ量のEXDを獲得し続ける必要がある |
| 降格 | 維持条件を満たさないと1段階ずつ下がる |
| 30日の起点 | 暦月ではなく参加した日から。途中で昇格すると、その日から新しい30日が始まる |
| 特典 | EXDブースター(獲得量が増える)、マーケットインサイト、優先サポート、専任のアカウントマネージャーなど。全リストは会員ページ |
階層名や必要EXD量は公開されていません。公式サイトのRewardsページにも金額は一切書かれておらず、具体的な数字は会員ページにログインしないと見えない作りです。
使えるかどうかは会員ページでしか分からない
ここがExness Rewards最大の注意点です。公式ヘルプも公式サイトも、「本プログラムは一部のお客様のみご利用いただけます」と書いています。口座を持っていれば全員が参加できるものではありません。
本プログラムは現在、一部のお客様のみご利用いただけます。(中略)プログラムがご利用可能になりましたらお知らせいたします。
Exness公式ヘルプセンター「Exness Rewards」
確認する場所は決まっています。パーソナルエリア(PA)の「Exness特典」を開き、Exnessリワードプログラムの欄が出るかどうかを見ます。対象外なら、そもそも項目が現れません。同じ画面では、スワップフリーやストップアウト保護の適用状況、無料VPSの申請可否もまとめて確認できます。
キャッシュバックサイト経由で開設しても対象になる
誤解されやすい点を1つ。公式RewardsページのFAQは、パートナー(IB)の紹介で登録した人もExness Rewardsの対象になると明記しています。銘柄・口座タイプ・保有時間による制限もないとしています。
報酬を制限する特別な条件はありません。すべての銘柄・口座タイプ・保有時間が対象で、パートナーの紹介で登録した場合でも本プログラムを利用できます。
Exness公式サイト Exness Rewardsページ「Are there any hidden or special conditions I should be aware of?」(2026年9月4日確認・筆者訳)
つまりExness Rewardsとキャッシュバックサイトの併用を、公式が否定していないということです。後半で扱うキャッシュバックと二重取りになる形は、規約上ふさがれていません。
いつでも取り消せると規約に書いてある
Exness Rewardsもスワップフリーも、顧客契約では「customized trading conditions / advantages(個別の取引条件・優遇)」という同じ枠に入ります。この枠を扱うのがPART E 7.1条です。
7.1条は、これらを提供するかどうかは会社の単独かつ絶対的な裁量であり、疑わしい操作があった場合、禁止手法に当たる場合、そして「その他あらゆる理由」で、提供しない・取り消す・停止する・変更する権利を留保すると定めています。取り消しによる損失について会社は一切責任を負わない、とも書かれています。



ボーナスが無いのは仕方ないとして、Rewardsも取り消せるなら結局あてにできないってこと?



「あてにして口座を選ぶ材料にはしない」が正解だね。取引条件は毎回効くから、そっちで比べたほうがいい。次はその比較。
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ボーナスがないのは損か|他社のボーナスとコスト差で損益分岐を計算する


ボーナスは1回きり、スプレッドの差は取引するたび毎回効きます。だから「13,000円もらえる業者」と「1ロットあたり数百円安い業者」は、ロット数を決めないと比べられません。ここでは金額を実際に割って、何ロットで逆転するかを出します。
当サイトが扱う4社の現行ボーナス(2026年9月4日に各社公式で確認)
| 業者 | 口座開設ボーナス | 入金ボーナス | 受け取れる形 |
|---|---|---|---|
| Exness | なし | なし | ― |
| XMTrading | 13,000円 | 100%(最大$500)+20%(最大$10,000) | 取引クレジット |
| Vantage Trading | 100 USD(15,000円)※承認から7日以内。8日目以降は70 USD | あり(初回120%〜・累計上限$20,000) | 取引クレジット |
| Axi | なし | BONUS100=入金100%・上限$10,000(2026年9月30日まで) | 取引クレジット |
Exness以外の3社はいずれも取引クレジットで配ります。現金ではないので、そのまま出金することはできません。一方Exnessのボーナス規約は、配るとすれば取引口座への直接入金で、利益も出金できると定めています。「無い」ほうの会社のほうが条件は良い、という奇妙な状態です。
XMの13,000円は、ドル円10ロットで消える
当サイトが2026年9月3日に実測した1ロットあたりの実質コスト(スプレッド+往復手数料・1ドル159円換算)を使って計算します。13,000円を「1ロットあたりのコスト差」で割れば、何ロットで元が取れるかが出ます。


| 比較する組み合わせ | 1ロットの実質コスト | 差額 | 13,000円が消えるロット数 |
|---|---|---|---|
| ドル円:XMスタンダード vs Exnessプロ | 2,000円 vs 700円 | 1,300円 | 10ロット |
| ユーロドル:XMスタンダード vs Exnessロースプレッド | 2,544円 vs 795円 | 1,749円 | 約7.4ロット |
| ドル円:XM KIWAMI極 vs Exnessプロ | 800円 vs 700円 | 100円 | 130ロット |
読み方は3つです。
- XMのスタンダード口座で取引するつもりなら、ドル円10ロット・ユーロドル7.4ロットでボーナス分をコストが食い潰す。月1〜2ロットしか取引しないなら、ボーナスのほうが大きい
- XMのKIWAMI極を選ぶなら差は1ロット100円まで縮む。130ロットまでXMが有利。口座タイプの選択のほうが、業者の選択より効く
- ボーナスは1口座につき1回。コスト差は10年後の1ロットにも効く。取引を続ける前提なら、比べるべきは金額ではなく年間ロット数
ゴールドの比較も出しておきます。1ロット(100トロイオンス)でExnessのロースプレッド/ゼロ口座2,544円、XM KIWAMI極3,180円、XMスタンダード6,360円。ゴールドを月2ロット回すと、XM KIWAMI極との年間の差は約15,000円、XMスタンダードとの差は約9万円になります。
「もらえる額」と「手に入る額」は違う
比較表の金額をそのまま受け取ると判断を誤ります。3社とも、出金までの間に条件が挟まります。
| 業者 | 額面 | 実際に現金化するまでの条件 |
|---|---|---|
| XMTrading | 13,000円 | 会員ページで「今すぐ獲得」を押さないと付かない。利益の出金には累計0.1ロット以上+5往復以上。出金するとボーナスは出金額に比例して消える |
| Vantage Trading | 15,000円 | 本人確認3点の完了が前提。入金していない場合は最低3ロット必要で、出金できる利益は70 USDまで。出金すると出金後の現金残高の20%を基準に按分控除 |
| Axi | 入金額と同額(上限$10,000) | 入金前にプロモコードBONUS100の適用が必要。利益を含めて出金するとクレジットが全額消える。付与から180日で削除 |
とくにAxiは、1円でも出金した瞬間にクレジットが全部消える設計です。Vantageは入金なしで受け取ると、どれだけ勝っても持ち出せるのは70 USDまで。額面の15,000円がそのまま現金になるわけではありません。
- まず入金せずに試したい/年に数ロットしか取引しない → ボーナスのある業者。手出しゼロで始められる価値のほうが大きい
- 毎月継続して取引する/ゴールドやスキャルピングでロット数が伸びる → Exness。1回のボーナスより毎回のコスト差が効いてくる
口座タイプごとの実測コストはExnessのスプレッド記事にまとめています。銘柄によって最安の口座が入れ替わるので、ドル円中心かゴールド中心かで選ぶ口座が変わります。
ボーナスの代わりにExnessが配っている3つの取引条件


Exnessは会員ページに「Exness特典」というメニューを持っています。ここに並ぶのがボーナスの代わりの実利で、スワップフリー・ストップアウト保護・無料VPSの3つ。いずれも金額ではなくコストの削減として効きます。同じ画面には、これらで節約できた総額も表示されます。


スワップフリー|対象銘柄は決まっていて、外れると取り消される
Exnessは全口座タイプにスワップフリーを初期適用しています。ただし全銘柄ではありません。公式ヘルプ「スワップフリーステータス」が対象グループを列挙しています。
| グループ | スワップフリーの対象 |
|---|---|
| メジャー通貨 | AUDUSD・EURUSD・GBPUSD・NZDUSD・USDCAD・USDCHF・USDJPY・DXY |
| マイナー通貨 | AUDNZD・GBPJPY・EURJPY・EURGBPなど21ペア |
| エキゾチック | USDZAR・USDTHB のみ |
| コモディティ | XAUUSD・XAUAUD・XAUEUR・XAGUSD・XPTUSD・USOIL・UKOIL |
| 仮想通貨・株価指数 | すべて |
| 対象外 | 上記以外の貴金属・エネルギー・マイナー・エキゾチック・株式 |
維持条件があるのが要注意点です。日中ほとんど取引せず、大量の注文を翌日に持ち越す使い方をしていると、アルゴリズムが取引動向を分析して適用外に変わります。取り消された場合、未決済の注文にもその後の注文にもスワップが発生します。「スワップフリーだから」と長期保有前提で口座を作ると、前提が崩れることがあります。
0%ストップアウトとストップアウト保護
Exnessは全口座タイプのストップアウトを0%に設定しています。証拠金維持率が0%に達するか有効証拠金がゼロになるまで強制決済されません。公式は、他社の一般的な水準を10〜30%程度と説明したうえで自社の設定を対比しています。
これに加わるのがストップアウト保護で、ボラティリティが高くスプレッドが開いた局面でストップアウトを遅らせる、場合によっては回避する機能です。ただし全員が使えるわけではありません。提供の可否は取引条件と取引活動を評価する数理モデルが決めます。戦略がこの機能に大きく依存している場合や、不適切に使われた場合は無効化されることがあると公式が明記しています。
なお0%ストップアウトとストップアウト保護は、ケニア法人・ヨルダン法人に登録した顧客は対象外です。日本から登録した場合の契約相手はセーシェルのExness (SC) Ltdなので、この除外には当たりません。
無料VPS|残高と取引量の基準を満たせば申請できる
EAを動かす人にとっては、これが一番金額の大きい特典です。サーバーはアムステルダム・ドバイ・ソウル・シンガポール・マイアミ・ヨハネスブルグにあり、Exnessの取引サーバーの近くに置かれています。
条件は口座全体の残高と合計取引量の組み合わせで、正確な基準は会員ページの「Exness特典 → 仮想専用サーバー」でしか確認できません。公式ヘルプが示している計算例は、口座残高500〜1,999 USDのとき30日以内に取引量150万USDというもので、これはユーロドルなら往復7ロット、ゴールド中心ならもっと少ないロット数で届きます。
レバレッジについては、口座タイプ記事とレバレッジ記事で扱っています。ここでは「ボーナスの代わりに配られているもの」に絞りました。なお、ボーナスを配らない会社の資金の安全性が気になる場合は、規約と規制の側から検証した記事があります。


キャッシュバックはボーナスの代わりになるか|公式が自分で案内している唯一の報酬


ボーナスを提供していないと書いた公式ヘルプは、そのすぐ下に「その他の機会」という見出しを立てて、IB(紹介ブローカー)プログラムのリベートを案内しています。Exness自身が、報酬を受け取る手段として明示している唯一の方法がこれです。
紹介ブローカー(IB)プログラムのリベートシステムによって、パートナーは報酬の一部を紹介したクライアントと分け合うことができます。
Exness公式ヘルプセンター「Exnessはボーナスを提供していますか?」
この「分け合う」を仕組みにしたのがキャッシュバックサイトです。IBが受け取るスプレッド収益の一部を、口座を紐付けたトレーダーへ戻します。
還元率と、コストがどこまで下がるか
TariTali(タリタリ)がExness向けに公表している還元率と、当サイトが実測した1ロットあたりのコストを組み合わせた試算です。
| 口座タイプ | 公表還元率 | ドル円1ロットのコスト | 還元額 | 実質コスト |
|---|---|---|---|---|
| スタンダード | スプレッドの40% | 1,000円 | 400円 | 600円 |
| プロ | スプレッドの25% | 700円 | 175円 | 525円 |
還元率だけならスタンダードの40%が高く見えますが、実質コストではプロ口座のほうが安く着地します。還元率は「Exnessに払った分の何%か」なので、払う額が小さい口座では戻る額も小さくなるからです。率ではなく差引後の金額で比べてください。
ボーナスとの決定的な違いは回数です。13,000円は1回きり、この600円や525円は取引するたび毎回です。ドル円をスタンダード口座で月10ロット回すなら、還元だけで月4,000円になります。
規約が禁じているのは「キャッシュバック目的だけの売買」
1つだけ線を引いておきます。顧客契約 PART C 2.5条は、禁止する取引手法の列挙のなかに「cash-back / bonus arbitrage(キャッシュバック/ボーナスの裁定取引)」を入れています。同じ条文では「相場のリスクを取る意思がなく、金銭的利益だけを目的とした取引パターン」「第三者の手数料を発生させることだけを目的とした取引」も並んで挙げられています。
キャッシュバックサイトを使うこと自体は、公式が案内している以上まったく問題ありません。引っかかるのは還元を取ることだけが目的の無意味な売買です。具体的には、値動きを狙わずに建てて即決済を繰り返す、複数口座で相殺する両建てを回して手数料だけ発生させる、といった形が該当します。普通に相場を見て売買している限り、この条文に触れることはありません。
すでに口座がある場合は紐付けを変更できる
VantageのようにIBの後付け変更ができない業者もありますが、Exnessは変更できます。TariTaliが公表している手順は、パーソナルエリアのチャットボットに「パートナー変更」と入力し、表示された申請フォームに新しいパートナーリンクを記入するというもの。審査結果は最大3営業日でメールに届きます。
注意点が2つあります。変更は既存の取引口座には適用されません。承認後にパーソナルエリアから新しく開設した口座だけが対象です。そして紐付け先を変えたあと、キャッシュバック側のシステムに口座番号を登録する作業が別に必要になります。



キャッシュバックとExness Rewards、両方もらえるってこと?



公式FAQが「パートナー紹介でも対象」と書いてるからね。ただRewardsは対象が一部の顧客だけだから、まず会員ページで自分に出るか確認するのが先だよ。
Exnessのボーナスについてよくある質問
まとめ|Exnessにボーナスを期待しない代わりに何を取るか


Exnessのボーナスを探して来た人にとって、答えは味気ないものです。もらえるものはありません。ただ「無い」で終わらせると、この会社の設計を読み違えます。
- 口座開設・入金・取引のいずれのボーナスも提供されていない。キャンペーンのページも、ヘルプの記事も存在しない
- 顧客契約は今もボーナス規約を同意済み文書として名指ししている。器はあって、日本に配られていないだけ
- 代わりがExness Rewards。EXDが貯まり、次の取引コストの最大50%を相殺して出金できる。対象は一部の顧客のみで、判定は会員ページ
- XMの13,000円はドル円10ロットでコスト差に飲まれる。年に数ロットならボーナス、毎月取引するならコスト
- 公式が唯一案内している報酬はIBのリベート。キャッシュバック経由でもExness Rewardsの対象になる
口座を開いたら、最初にやることは1つです。パーソナルエリアの「Exness特典」を開いてください。Exness Rewardsが出るか、スワップフリーが適用されているか、VPSに手が届く残高かが、その1画面で分かります。ボーナスの金額を数える代わりに、この画面を月に一度見るほうが手取りは増えます。
そのうえで、口座タイプを間違えないこと。ドル円中心ならプロ、ゴールド中心ならロースプレッドかゼロで、1ロットあたり数百円から1,600円の差がつきます。口座タイプは後から変更できません。ボーナスの有無より、ここのほうがはるかに効きます。


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