坂本彩花XMのVPSって無料で使えるって聞いたけど、条件がいろいろ変わったって本当?
XMTradingのVPSは、すべての取引口座の合計残高が1,000ドル以上あり、直近30日間にFX・ゴールド・シルバーで往復5ロット以上取引していれば無料で使えます。満たさない月は月額25ドルが毎月1日に取引口座から引き落とされ、その残高も足りなければVPSはバックアップなしで削除されます。
2026年のXMのVPSは中身が大きく変わりました。提供元はForexVPS、スペックは2GB RAM・2コアCPU・60GB SSD・Windows Server 2022、さらにロイヤルティプログラムのPlatinum・Elite限定で無料のプレミアムVPS(6GB RAM・4vCPU・150GB SSD)が加わっています。「残高5,000ドル」「月額28ドル」「提供元はBeeks」は、どれも今の公式資料には存在しない旧情報です。
この記事は2026年9月5日に、XMTrading公式のVPSページ、VPSサービス利用規約(英語PDF)、ヘルプセンターの「VPS」に関する回答7件、XMTradingポータルの画面文言、ロイヤルティプログラムのページで確認した内容だけで書いています。まず要約表で全体をつかんでください。
| 項目 | XMのVPSの仕様(2026年9月5日確認) |
|---|---|
| 無料条件(スタンダードVPS) | ①全取引口座の合計残高1,000ドル以上 ②直近30日にFX・ゴールド・シルバーで往復5ロット以上(マイクロ口座は500ロット)。2つとも必要 |
| 条件を満たさない場合 | 月額25ドル。申請月は日割り、翌月以降は毎月1日に申請した口座から引き落とし |
| 判定のタイミング | 毎月1日。残高が25ドルに足りないとVPSは削除(バックアップなし) |
| スペック | 2GB RAM・2コアCPU・60GB SSD・Windows Server 2022・MT4/MT5プリインストール |
| プレミアムVPS | ロイヤルティのPlatinum・Elite限定で無料。6GB RAM・4vCPU・150GB SSD。残高・取引量の条件なし |
| 台数と口座 | 1人1台。複数の取引口座を同じVPSに接続できる |
| 提供元 | ForexVPS(第三者プロバイダー)。旧提供元のBeeksではない |
| 申請する場所 | XMTradingポータル →「VPS」→「スタンダードVPSをリクエスト」→ メール2通でログイン情報が届く |
| 接続する方法 | Windows: リモート デスクトップ接続/Mac・iPhone・Android: Windows App(旧 Microsoft Remote Desktop) |
| 解約 | ポータルの「VPSの利用を停止」。返金なし・VPS上のデータは削除される場合あり |
出典: XMTrading公式VPSページ、VPSサービス利用規約 B.1/C.1〜C.7/F.1〜F.3、ヘルプセンター「VPS」検索結果7件、XMTradingポータルの日本語表示リソース、ロイヤルティプログラムページ(いずれも2026年9月5日時点)



無料の条件は下がったけど、「月初に残高が足りないとVPSごと消える」ルールが一番の落とし穴だよ
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XMのVPSを無料で使う条件は2つ(残高1,000ドル+往復5ロット)


XMのスタンダードVPSが無料になる条件は、①全取引口座の合計残高が1,000ドル以上、②直近30日間にFX・ゴールド・シルバーで往復5ロット以上(マイクロ口座なら500マイクロロット)の2つです。VPSサービス利用規約C.5.1は「both, the following criteria are met(次の基準を両方満たす)」と書いており、片方だけでは有料になります。


条件① 全取引口座の合計残高が1,000ドル以上(ボーナスは数えない)
残高は口座ごとではなく、プロフィールにあるリアル口座すべての合計で判定されます。規約C.5.1(a)の文言は「as balance in all of his/her trading accounts(すべての取引口座の残高として)」です。スタンダード口座に600ドル、KIWAMI極口座に400ドルという分け方でも合計1,000ドルで条件を満たします。円建て口座は「or currency equivalent(他通貨相当額)」と書かれているので、そのときのレートで1,000ドル相当かどうかを見ます。
注意したいのは、規約が「balance(残高)」で判定すると書いている点です。MT4・MT5の「残高」欄はボーナスのクレジットを含まない金額を指すので、口座開設ボーナスや入金ボーナスを足して1,000ドルにする計算は成り立たないと読むのが安全です。入金額と確定損益の合計で1,000ドルを超えているかを確認してください。
条件② 直近30日にFX・ゴールド・シルバーで往復5ロット(数えられる取引・数えられない取引)
取引量の条件は、判定日から過去30日間に、全口座合計で往復5スタンダードロット(500マイクロロット)です。往復(round turn)とは新規注文と決済をセットで数えることなので、1ロットを建てて決済すれば1ロット、0.1ロットの取引なら新規から決済までを50回、0.5ロットなら10回で5ロットに到達します。
見落とされやすいのが銘柄の制限です。規約C.5.1(b)は取引量を「in Forex, Gold or Silver(FX・ゴールド・シルバーにおいて)」と限定しています。株価指数、原油などのエネルギー、仮想通貨、株式CFDの取引はいくら回しても5ロットに数えられません。公式VPSページのスタンダードプランに「FX、ゴールド、シルバー対応」と書かれているのはこの意味で、VPSの中で他の銘柄を取引できないという意味ではありません。VPSは普通のWindowsサーバーなので、MT4・MT5で取引できる銘柄はすべて動かせます。


| 取引した銘柄 | 5ロットへの算入 | 補足 |
|---|---|---|
| FX(全通貨ペア) | 数える | USDJPY 1ロットの新規→決済=1往復ロット |
| ゴールド(GOLD) | 数える | 規約C.5.1(b)に「Gold」と明記 |
| シルバー(SILVER) | 数える | 規約C.5.1(b)に「Silver」と明記 |
| 株価指数(JP225・US30など) | 数えない | 規約の対象外 |
| 原油・天然ガスなどエネルギー | 数えない | 規約の対象外 |
| 仮想通貨・株式・コモディティ | 数えない | 規約の対象外 |
出典: XMTrading VPSサービス利用規約 C.5.1(b)・C.7(a)(2026年9月5日時点)。往復5ロットはStandard口座基準。Micro口座は500マイクロロットで同じ扱い
取引量も残高と同じくリアル口座全体の合算です。EAを動かす口座と裁量で取引する口座が別でも、合計で5ロットあれば条件を満たします。追加口座の作り方とボーナスの扱いは次の記事にまとめています。


判定は毎月1日、途中で割っても月初に戻していれば無料
条件は常時監視されているのではなく、毎月1日にまとめて判定されます(規約C.3「automatically renewed on the first calendar day of each month」・C.7)。申請した日には「その時点の残高と直近30日の取引量」で無料か有料かが決まり、翌月からは毎月1日にその月の扱いが決まります。月の途中で残高が1,000ドルを割っても、1日の時点で戻していれば無料のままです。
| 毎月1日の状態 | その月のVPS | 規約 |
|---|---|---|
| 残高1,000ドル以上 + 往復5ロット以上 | 無料で継続 | C.7(a) |
| 条件未達だが、申請した口座に25ドルを賄う残高がある | 25ドルを差し引いて継続(含み損がある場合は少しの余裕も見込まれる) | C.7(b) |
| 申請した口座の残高が25ドルに足りない | サービス終了・VPSインスタンスは削除 | C.7(c)・F.1・F.3 |


VPSサービス利用規約 C.5.1。無料条件の原文(2026年9月5日取得)。(a)が残高1,000ドル、(b)が過去30日のFX・ゴールド・シルバーでの往復5ロット
毎月1日の判定を定めた規約C.7の原文(英語・クリックで開く)


VPSサービス利用規約 C.7(a)〜(c)。(c)に「the VPS instance associated with the account will be deleted(口座に紐づくVPSインスタンスは削除される)」とある



判定日は1日だけ。月末に残高を1,000ドルまで戻しておけば、月の途中の増減は問われないよ
条件を満たさない月は25ドル。申請月は日割りで引かれる
条件を満たしていない状態で申請すると、その場で申請日を含む月末までの日数分が日割りで引き落とされます。規約C.6の計算式は「25ドル ×(当日を含む月末までの残り日数)÷(その月の日数)」です。
| 申請日(30日ある月の例) | 計算式 | 初回の引き落とし |
|---|---|---|
| 9月1日に申請 | 25 × 30 ÷ 30 | 25.00ドル |
| 9月11日に申請 | 25 × 20 ÷ 30 | 16.67ドル |
| 9月20日に申請 | 25 × 11 ÷ 30 | 9.17ドル |
| 9月30日に申請 | 25 × 1 ÷ 30 | 0.83ドル |


VPSサービス利用規約 C.6。日割りの計算式の原文(2026年9月5日取得)
翌月以降は毎月1日に25ドルが申請に使った口座から引かれます(規約C.7(b))。ヘルプセンターの回答も「利用料は毎月1日にお客様の取引口座から差し引かれます」と明記しています。ポジションを持ち越している場合は「a small margin(わずかな余裕)」も見込まれるので、口座にちょうど25ドルではなく、数ドルの余裕を残してください。
XMのVPSのスペックと2つのプラン(スタンダード/プレミアム)


XMのVPSは2026年9月時点でスタンダードVPSとプレミアムVPSの2プランです。スタンダードは条件付きで無料(未達なら月額25ドル)、プレミアムはロイヤルティプログラムのPlatinum・Eliteステータスの人だけが残高・取引量の条件なしで無料で使えます。
| 項目 | スタンダードVPS | プレミアムVPS |
|---|---|---|
| 対象 | 全員(条件未達は月額25ドル) | Platinum・Eliteステータス限定 |
| 料金 | 無料 または 月額25ドル | 無料(残高・取引量の条件なし) |
| RAM | 2GB | 6GB |
| CPU | 2コア | 4vCPU |
| ストレージ | 60GB SSD | 150GB SSD |
| OS | Windows Server 2022 | Windows Server 2022 |
| プリインストール | MT4/MT5 | MT4/MT5 |
| 無料条件に数える銘柄 | FX・ゴールド・シルバー | 条件なし(公式表記は「全銘柄に対応」) |
| 申請 | ポータルの「スタンダードVPSをリクエスト」 | 対象者に自動付与(ポータルに「プレミアムVPSのリクエスト」が表示) |
出典: XMTrading公式VPSページのプラン表示、VPSサービス利用規約 B.1、XMTradingポータルの日本語表示リソース(2026年9月5日時点)


XMTrading公式VPSページのプラン表示(2026年9月5日撮影)。スタンダードは「$0/月」と「月額$25」、プレミアムは「VIP会員様限定」
スタンダードVPSのスペックは2GB RAM・2コアCPU・60GB SSD
規約B.1は仕様を「2GB RAM/60SSD Drive/2CPU CORES/OS: Microsoft Windows Server 2022/MT4/MT5 trading platform pre-installed」の5点で定め、「The above specification is subject to change(上記仕様は変更されることがある)」と添えています。公式VPSページの表示も「RAM 2GB・2コアCPU・SSD 60GB・Windows 2022」で一致しているので、現行仕様はこの数字で確定です。
2021年前後の解説記事に多い「RAM 1.5GB・HDD 30GB・1vCPU」は旧仕様です。メモリが2GBに増えたとはいえ、Windows Server 2022自体が数百MBを使うので、MT4・MT5に回せるメモリは1GB台と考えて構成を組んでください。
スペックを定めた規約B.1の原文(英語・クリックで開く)


VPSサービス利用規約 B.1(2026年9月5日取得)。(a)〜(e)が現行スペック
プレミアムVPSはPlatinum・Elite限定(四半期に$5,000万・$3億の取引量)
プレミアムVPSは、ロイヤルティプログラムのPlatinumまたはEliteステータスの人だけが対象で、残高と取引量の条件なしに無料で使えます。公式VPSページのFAQは「対象となるお客様には、プレミアムVPSへのアクセスが自動的に付与されます」、ヘルプセンターは「ロイヤルティステータスがPlatinumまたはEliteのお客様は、プレミアムVPSサービスを完全無料でご利用いただけます」と説明しています。
ステータスは1暦四半期の取引量で決まります。ロイヤルティプログラムのページに書かれている昇格の数字は、Platinumが$50,000,000、Eliteが$300,000,000です。USDJPYの1ロット(10万通貨・約10万ドル)で換算すると四半期に500ロット、Eliteは3,000ロットの取引量に相当します。降格の判定は四半期末なので、四半期の途中で取引量が落ちてもその四半期の間はステータスが維持されます。
プレミアムのスペック(6GB RAM・4vCPU・150GB SSD)は、後述する提供元ForexVPSの直販プランEdgeと同じ構成です。ステータスの上げ方とXMPの仕組みは次の記事で解説しています。


提供元はBeeksからForexVPSに変わった(旧サポート窓口は404)
公式VPSページのFAQ「VPSサービスはXMTradingが提供していますか?」の答えは、「VPSサービスを専門とし、信頼性の高いインフラ環境と専門的なサーバー管理を提供する第三者プロバイダーのForexVPSにより提供されています」です。数年前まで提供元だったBeeks(Beeks Financial Cloud)ではありません。旧記事が案内していたBeeksの日本語サポート窓口(再起動・パスワードリセットの申請フォーム)は、2026年9月5日時点でページが存在せず404になっています。
ForexVPSは香港のThinkHuge Ltd.が運営するFX専門のVPS会社で、個人向けに直販もしています。同社の料金表(2026年9月5日表示)と、XMのVPSを並べると価値が見えます。
| プラン | 構成 | 月額 |
|---|---|---|
| XM スタンダードVPS(条件未達) | 2コア・2GB・60GB SSD | 25ドル/月 |
| XM スタンダードVPS(条件達成) | 2コア・2GB・60GB SSD | 無料 |
| XM プレミアムVPS | 4vCPU・6GB・150GB SSD | 無料(Platinum・Elite) |
| ForexVPS Core(直販) | 2CPU・4GB・100GB | 月払い ¥6,250(年払いは月あたり ¥4,000) |
| ForexVPS Edge(直販) | 4CPU・6GB・150GB | 月払い ¥9,370(年払いは月あたり ¥5,992) |
| ForexVPS Prime(直販) | 6CPU・8GB・200GB | 月払い ¥12,490(年払いは月あたり ¥7,992) |
ForexVPSの直販価格は forexvps.net の料金表(2026年9月5日時点)。月払いが基本価格で、年払いを選ぶと約35%割引。XMのプラン構成は公式VPSページと規約B.1
XMのプレミアムVPSは直販なら月払い9,370円のEdge相当を無料で使えるプランです。一方、スタンダードVPSの2コア・2GB・60GBは直販の最安Core(4GB・100GB)より小さい構成で、条件を満たせず25ドルを払い続けるなら「安いが小さいサーバー」を借りている状態になります。
設置場所について、XM公式は「当社のグローバルインフラ上」「当社が世界各地に保有するサーバーの1つ」としか書いていません。提供元ForexVPSの遅延テスト一覧ではXMの最適拠点は「London(Equinix)」で遅延2msと案内されています。旧記事によくある「ロンドンのデータセンターから1.5km」といった描写は現在の公式資料には無いので、この記事では場所を断定しません。


提供元ForexVPSの直販プランの料金表(forexvps.net・2026年9月5日撮影・年払い表示のため月払い価格は打ち消し線で表示)。参考: XMのプレミアムVPSはEdgeと同じ4CPU・6GB・150GBの構成
MT4/MT5を何本動かせるか(公式は本数を明記していない)
旧記事にあった「EAは最大10個まで同時稼働」という数字は、現在の公式資料には見当たりません。公式VPSページのFAQは「同時に稼働する取引ターミナルや口座数が増えるほどVPSのリソースを消費するため、全体的なパフォーマンスや動作速度に影響が生じる場合があります」と説明するだけです。
目安になるのは提供元の資料です。ForexVPSのナレッジベース「How Many MT4 or Trading Terminals Can I Run on My ForexVPS?」(2026年7月19日更新)は、CPU1コアあたりMT4を2〜4本を保守的な目安とし、チャート数・インジケーター数・EA数・受信する銘柄数で上下すると書いています。スタンダードVPSは2コアなので計算上は4〜8本ですが、メモリは2GBしかないため、チャートを多く開くなら2〜3本に抑えるのが現実的です。同社の直販プランでも「2CPU・4GBのCoreで1〜3プラットフォーム」が推奨本数です。
| 構成 | スタンダードVPS(2GB・2コア) | 補足 |
|---|---|---|
| MT4/MT5 1本・チャート3〜5枚・EA数本 | 余裕あり | スタンダードVPSの想定的な使い方 |
| MT4/MT5 2〜3本・複数口座 | 可能 | メモリ2GBを意識してチャートとインジケーターを絞る |
| MT4/MT5 4本以上・重いEA | 厳しい | プレミアムVPS(6GB)か外部VPSの購入を検討 |
目安は提供元ForexVPSのナレッジベースと直販プランの推奨本数から算出(2026年9月5日時点)。XM公式は本数を明記していない



1つのMT5に複数チャートを開いてEAを載せるほうが、MT5を何本も起動するよりメモリ2GBには優しいよ
XMのVPSのメリットと注意点(向いている人・向かない人)


メリットは「PCを切ってもEAが24時間動く」「停電や回線断で止まらない」「XMの取引サーバーに近いサーバーで動く」の3つに集約できます。注意点は「条件を満たさない月は25ドル」「月初に残高が足りないと削除される」「1人1台でスペックの増強はできない」の3つです。
公式が挙げるメリットは6つ
公式VPSページは、VPSの利点を次の6項目で説明しています。数字はいずれも公式ページの表示です。
- 約定スピードの向上: XMTradingの取引サーバーに近接したインフラでネットワーク遅延を削減(ページ上部の表示は「0.001秒未満」)
- 週7日24時間継続して取引: 停電やインターネット接続障害が起きても、取引プラットフォームは市場への接続を維持
- 自動売買に最適化された環境: 複数のMT4・MT5ターミナルを同時に稼働してEAを継続運用
- 高い信頼性: 家庭用PCより安定した、専門的に管理されたシステム基盤(表示は「サービス稼働率99.99%」)
- どこでもシームレスな取引環境: インターネットにつながる端末なら、ポジション確認・ストラテジー管理・取引プラットフォームへのリモートアクセスが可能
- 柔軟なパフォーマンス: 取引スタイルに合わせてスタンダード/プレミアムを選択


XMTrading公式VPSページの上部(2026年9月5日撮影)。「0.001秒未満 低遅延で高速の取引」「99.99% サービス稼働率」「$0 対象のお客様に無料で提供」
旧記事によくある「指標発表時はVPSから出した注文が優先して処理される」という説明は、公式資料のどこにも書かれていません。VPSが速いのは自宅からXMのサーバーまでの往復時間が短くなるからで、注文の順番を優遇する仕組みではありません。数十ミリ秒の差はスキャルピングEAには効きますが、裁量で1日数回取引する人が体感できる差ではありません。
注意点は「25ドル」「削除」「1人1台」
- 条件を満たさない月は月額25ドル。申請月は日割り、翌月以降は毎月1日に申請した口座から引かれる(規約C.6・C.7(b))
- 毎月1日に申請した口座の残高が25ドルに足りないと、VPSは終了し、インスタンスはバックアップなしで削除(規約C.7(c)・F.3)。EAの設定ファイルやログも消える
- 1人1台(規約C.4)。より高いスペックや2台目が必要なときは、XMでは提供されず外部プロバイダーから別途購入(ヘルプセンター)
- Windows Server 2022は初期設定が英語表示。MT4・MT5の日本語表示を文字化けさせないには表示言語とシステムロケールの変更が必要
- 規約G「Acceptable Use Policy」に違反する使い方(スパム送信・匿名プロキシ・不正スキャンなど)は禁止。VPSは取引専用に使う
- XMは第三者提供のサービスとして品質を保証しない(規約E.1)。EAの停止や接続断による損失を補償する仕組みはない
終了・削除を定めた規約F.1〜F.3の原文(英語・クリックで開く)


VPSサービス利用規約 F.1〜F.3(2026年9月5日取得)。F.3「the VPS is deleted without any backup(VPSはバックアップなしで削除される)」
向いている人・向かない人


| 判定 | 当てはまる人 |
|---|---|
| 向いている人 | EAを24時間動かしたい/停電・回線断・PCの再起動で取引が止まるのが不安/FX・ゴールド・シルバーで月に往復5ロット以上取引し、残高1,000ドル以上を保てる/複数口座のMT4・MT5を1か所で管理したい |
| 向かない人 | 裁量で月に数回しか取引しない/残高が1,000ドルに届かず、毎月25ドルを払うほどのEA運用でもない/PCを常時つけていても困らない/スマホの小さな画面だけでMT4・MT5を操作したくない |
判断の分かれ目はEAを使うかどうかと無料条件を満たせるかどうかの2点です。EAを使わない人がVPSを契約しても、チャートを見る場所がリモートデスクトップに変わるだけで、取引の結果は変わりません。XMでEAを使う前提知識は次の記事にまとめています。


XMのVPSの申請方法(ポータルの「VPS」から3ステップ)


申請はXMTradingポータル(旧会員ページ)にログインし、メニューの「VPS」から「スタンダードVPSをリクエスト」を押すだけです。公式VPSページの案内も「①ポータルにログインしてVPSセクションへ ②承認され次第ログイン情報をメールで受信 ③設定手順に従って対応端末から接続」の3ステップになっています。


XMTrading公式VPSページの「簡単な3ステップでご利用開始」(2026年9月5日撮影)


EメールアドレスとプロフィールパスワードでXMTradingポータルにログインし、多要素認証のコードを入力します。メニューにある「VPS」を開くと、あなたが今どのプランを使えるかが表示されます。無料条件を満たしていれば「スタンダードVPSを月額無料でご利用いただけます。」、満たしていなければ「スタンダードVPSを月額25 USDでご利用いただけます。」という文言です。Platinum・Eliteの人には「プレミアムVPSのリクエスト」が出ます。
「口座を選択」で申請に使うリアル口座(画面には「口座ID:番号」と「リアル」タブが表示)を選びます。条件を満たさない月の25ドルはここで選んだ口座から引かれるので、残高に余裕のある口座を選んでください。ボタンの上には「VPSをリクエストする前に、VPSサービスの利用に関する重要な情報が記載されている利用規約を必ずご確認ください。」の注記と、「利用規約の全文を注意深く読み、完全に理解した上で、それを受諾、同意することを宣言します。」のチェックボックスがあります。
チェックを入れて「スタンダードVPSをリクエスト」を押すと「VPSリクエストが送信されました。」と表示されます。口座の残高が足りない場合は「申し訳ございませんが、口座残高が不足しているため、リクエストを完了できません。」というエラーになるので、先に入金してから申請してください。
申請画面には「VPSリクエストの送信が完了すると、担当のサポートチームから以下のメールが届きます」として、届くメールが2通あると書かれています。1通目は「VPSサービスの構築と有効化に関する確認メール」、2通目は「セットアップ手続き完了後に送信される、VPSの詳細とログイン情報が記載されたご案内メール」です。接続に必要なIPアドレス・ユーザー名・パスワードは2通目に入っています。ヘルプセンターの「VPSの料金を支払ったのに、ログイン情報を受け取れていない場合」の回答には「ForexVPSプロバイダーからのメールがメイン受信トレイに届いていないかご確認ください」とあるので、差出人はXMTradingではなく提供元ForexVPSの名義で届くと考えて探してください。ヘルプセンターは「VPSを接続するには、弊社からお送りした口座開設メールに記載されている手順に従ってください」とも案内しているので、このメールは削除せずに保管してください。
申請後、ポータルのVPS画面のステータスは「登録済み」に変わり、解約用の「VPSの利用を停止」ボタンが表示されます。
ポータルのVPS画面に表示される公式文言の一覧
XMTradingポータルの日本語表示リソース(2026年9月5日取得)から、VPS画面で目にする文言を場面別に並べました。エラーが出たときに、どの状態なのかを照合してください。
| 場面 | ポータルに表示される文言 |
|---|---|
| メニュー名 | VPS |
| 申請ボタン | スタンダードVPSをリクエスト/プレミアムVPSのリクエスト/無料VPSをリクエスト |
| 口座の選択 | 口座を選択/口座ID:(口座番号)/リアル |
| 無料条件を満たしている | スタンダードVPSを月額無料でご利用いただけます。 |
| 無料条件を満たしていない | スタンダードVPSを月額25 USDでご利用いただけます。 |
| プレミアムの案内 | 無料のプレミアムVPSは、PlatinumおよびEliteステータスのお客様のみご利用いただけます。/VIPステータス以外のお客様にご利用いただけるスタンダードVPS。 |
| 規約の注記 | VPSをリクエストする前に、VPSサービスの利用に関する重要な情報が記載されている利用規約を必ずご確認ください。 |
| 同意のチェック | 利用規約の全文を注意深く読み、完全に理解した上で、それを受諾、同意することを宣言します。 |
| 送信完了 | VPSリクエストが送信されました。 |
| 届くメールの説明 | VPSリクエストの送信が完了すると、担当のサポートチームから以下のメールが届きます:/VPSサービスの構築と有効化に関する確認メール。/セットアップ手続き完了後に送信される、VPSの詳細とログイン情報が記載されたご案内メール。 |
| 残高不足のエラー | 申し訳ございませんが、口座残高が不足しているため、リクエストを完了できません。 |
| 申請後のステータス | 登録済み/停止予定 |
| 解約ボタンと確認文 | VPSの利用を停止/サービスのご利用を停止すると、VPSは即時停止され、返金はいたしかねます。また、VPS上のデータは完全に削除される場合があります。/はい、利用を停止します |
| 停止予定の表示 | *(日付)までは引き続きご利用いただけます。それ以降、VPSは停止されます。 |
出典: XMTradingポータル(my.xmtrading.com)の日本語表示リソース。(口座番号)(日付)の部分は実際の画面では値が入る


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XMのVPSに接続する方法(Windows・Mac・iPhone/Android)


接続はどの端末でもリモートデスクトップです。Windowsは標準搭載の「リモート デスクトップ接続」、MacとiPhone・AndroidはMicrosoftの「Windows App」を使います。旧記事の「Microsoft Remote Desktop」は2024年以降このWindows Appに名前が変わりました。必要な情報は、2通目のメールに書かれたIPアドレス(ポート番号付きの場合あり)・ユーザー名・パスワードの3つです。
| 端末 | 使うアプリ | 入手先 |
|---|---|---|
| Windows 10/11 | リモート デスクトップ接続(mstsc) | 標準搭載。スタートメニューで「リモート デスクトップ接続」を検索 |
| Mac | Windows App | Mac App Store(無料) |
| iPhone/iPad | Windows App Mobile | App Store(無料・iOS 26以降) |
| Android | Windows App | Google Play(無料) |
アプリ名は2026年9月5日にApp Store・Google Playで確認。App Storeの「Windows App Mobile」は説明文に「以前はリモート デスクトップ」と記載


App Storeの「Windows App Mobile」(Microsoft Corporation)。旧「Microsoft リモート デスクトップ」と同じアプリで、名称だけが変わっている(2026年9月5日撮影)
Windows PCから接続する(リモート デスクトップ接続)
スタートメニューで「リモート デスクトップ接続」を検索して開きます。「mstsc」と入力しても同じアプリが起動します。
メールに書かれたVPSのIPアドレスを入力します。「IPアドレス:ポート番号」の形で案内されている場合は、コロンとポート番号まで含めて入力してください。
自分のPCのアカウントが自動で入る場合は「その他」または「別のアカウントを使用」を選び、メールのユーザー名とパスワードを入力します。パスワードは末尾に空白が入らないようコピーしてください。
「このリモートコンピューターのIDを識別できません」という証明書の警告が出ます。「このコンピューターへの接続について今後確認しない」にチェックを入れて「はい」を押すと、VPSのWindowsデスクトップが表示されます。
Macから接続する(Windows App)
検索で「Windows App」を探し、提供元がMicrosoft Corporationであることを確認してインストールします。無料です。
画面右上の「+」ボタンを押して「PCの追加」を選びます。
「PC名」の欄にメールのIPアドレス(ポート番号付きならそのまま)を入力します。「ユーザーアカウント」で「ユーザーアカウントの追加」を選び、メールのユーザー名とパスワードを入力して保存すると、接続のたびに入力する手間がなくなります。
一覧に追加されたVPSをダブルクリックします。証明書の確認が出たら「続ける」を選ぶとVPSのデスクトップが開きます。


MacのWindows Appのデバイス一覧画面。右上の「+」から「PCの追加」を選び、IPアドレスとユーザーアカウントを登録すると、この一覧にVPSのカードが並ぶ(接続先のIPアドレスは加工して隠している)
iPhone・Androidから接続する(Windows App Mobile)
iPhoneはApp Storeで「Windows App Mobile」、AndroidはGoogle Playで「Windows App」を検索し、Microsoft Corporationのアプリをインストールします。
右上の「+」から「PCの追加」を選び、「PC名」にメールのIPアドレスを入力します。「ユーザーアカウント」でユーザー名とパスワードを追加して「保存」します。
一覧のVPSをタップし、証明書の確認で「接続」を選ぶとVPSの画面が表示されます。スマホの画面ではMT4・MT5の文字が小さいので、EAの稼働確認とポジションの確認用と考え、設定変更はPCから行うのが安全です。
接続したらMT4・MT5にログインしてEAを入れる。終わるときは「切断」
VPSにはMT4・MT5がプリインストールされています(規約B.1(e))。起動したら、XMの口座番号・パスワード・サーバー名でログインします。サーバー名はMT4が「XMTrading-Real ◯」、MT5が「XMTrading-MT5 ◯」の形で、番号まで一致させる必要があります。EAのファイルは、リモートデスクトップの画面上でコピー&ペーストするか、クラウドストレージ経由でVPSに持ち込みます。
リモートデスクトップの画面を閉じる(切断する)だけなら、VPS上のMT4・MT5はそのまま動き続けます。一方、VPSの中でWindowsの「シャットダウン」を押すとVPSが止まり、EAも止まります。再起動したいときは「スタート」→電源アイコン→「再起動」を選んでください。




XMのVPSでよくあるトラブルと対処(ログイン情報が来ない・接続できない・再起動・文字化け)


VPSのトラブルの窓口は、すべてXMサポート(ライブチャット・support@xmtrading.com)です。ヘルプセンターは「VPSを接続するには、弊社からお送りした口座開設メールに記載されている手順に従ってください。そのEメールがお手元にない場合は、弊社までご連絡ください」と案内しています。旧提供元Beeksの申請フォームは404で使えません。
| 症状 | 対処 | 窓口 |
|---|---|---|
| ログイン情報のメールが届かない | 1通目(構築の確認)だけならセットアップ待ち。2通目はForexVPS名義で届くので受信トレイと迷惑メールを「ForexVPS」で検索。無ければ support@xmtrading.com へ | XMサポート |
| 接続できない・タイムアウトする | IPアドレス(ポート番号含む)とユーザー名の入力ミス、会社や学校のネットワークでリモートデスクトップが遮断、VPSがまだ構築中、のいずれか | 自分で確認 → XMサポート |
| 再起動したい・画面が固まった | VPSの中で「スタート」→電源→「再起動」。VPSに入れないときはXMサポートに再起動を依頼 | 自分で → XMサポート |
| パスワードを変えたい・忘れた | 接続中なら Ctrl+Alt+End →「パスワードの変更」。忘れた場合はXMサポートに再発行を依頼 | 自分で → XMサポート |
| MT4・MT5が文字化けする | Windowsの表示言語とシステムロケールを日本語に変更して再起動 | 自分で |
| 動作が重い・MT4が落ちる | メモリ2GBの上限。ターミナル本数・チャート・インジケーターを減らす。足りなければプレミアムか外部VPS | 自分で |
対処の窓口はヘルプセンター「VPSを接続するにはどうすればよいですか?」の案内と、VPSサービス利用規約の内容に基づく(2026年9月5日時点)


XMTradingヘルプセンターで「VPS」を検索すると7件の質問が出る(2026年9月5日撮影)。接続・キャンセル・設置場所・ログイン情報未着・複数口座の接続が公式FAQとして用意されている
ログイン情報のメールが届かない
申請後に届くメールは2通で、接続に使うIPアドレス・ユーザー名・パスワードは2通目の「VPSの詳細とログイン情報が記載されたご案内メール」に入っています。1通目の「VPSサービスの構築と有効化に関する確認メール」だけが届いている段階では、まだサーバーの準備中です。提供元ForexVPSは直販の顧客向けに「メール受信後15分ほどでVPSの構成が終わる」と案内しているので、少なくとも数十分は待ってから探してください。
2通目が来ないときの手順は、ヘルプセンター「VPSの料金を支払ったのに、ログイン情報を受け取れていない場合はどうすればよいですか?」(カテゴリ「取引条件」)に公式回答があります。要点は3つです。
- ForexVPSプロバイダーからのメールがメインの受信トレイに届いていないか確認する(差出人はXMTradingではなく提供元のForexVPS名義)
- 自動送信メールが振り分けられていることがあるので、迷惑メールフォルダ・スパムフォルダも確認する
- それでも見つからなければ support@xmtrading.com に問い合わせる
メールの差出人がForexVPSになる点は、公式サイトのこの回答にしか書かれていません。「XM」で受信トレイを検索しても出てこないので、「ForexVPS」「VPS」で探してください。ライブチャットの受付時間と連絡のコツは次の記事にまとめています。


接続できない・タイムアウトになる
- IPアドレスとポート番号: メールに「IPアドレス:ポート番号」と書かれていれば、コロン以降も入力する。スペースの混入にも注意
- ユーザー名: 自分のPCのアカウント名が自動で入っていないか確認する。「別のアカウントを使用」でメールのユーザー名を入れる
- パスワード: コピーしたときに末尾の空白が付いていないか確認する
- ネットワーク: 会社や学校の回線ではリモートデスクトップ通信が遮断されることがある。スマホのテザリングや自宅回線で試す
- VPS側の状態: 構築直後、または月初の判定で削除された直後は接続できない。ポータルのVPS画面のステータスが「登録済み」かを確認する
すべて確認しても入れないときはXMサポートに連絡します。伝えるのは、VPSのIPアドレス、試した端末とアプリ、表示されたエラー文言の3点です。
再起動したい・固まったとき
MT4・MT5が応答しなくなった、Windows Updateの後に動作が不安定になった、というときはVPSの中で再起動します。リモートデスクトップで接続した画面の「スタート」→電源アイコン→「再起動」です。1〜2分で再接続できるようになります。再起動するとMT4・MT5は終了するので、接続し直したら手動で起動してEAを再開してください。
VPSにまったく入れない状態で再起動が必要なときは、XMサポートに依頼します。旧記事にあった「Beeksの申請フォームから再起動を依頼」「30分程度で対応」という手順は、提供元が変わった現在は使えません。
日本語表示にする・文字化けを直す
VPSのWindows Server 2022は初期状態では英語表示です。MT4・MT5を日本語表示に切り替えたときに文字が「□」や記号に化けるのは、Windows側のシステムロケールが日本語になっていないためです。次の順で変更します。
Windowsの「Settings」→「Time & Language」→「Language & region」→「Add a language」で「日本語」を追加し、「Windows display language」を日本語にします。サインアウトして再接続すると日本語表示になります。
「設定」→「時刻と言語」→「言語と地域」→「管理用の言語の設定」→「システム ロケールの変更」で「日本語(日本)」を選びます。
「システムロケールが変更されました。パソコンを再起動する必要があります」と表示されるので「今すぐ再起動」を選びます。再接続後にMT4・MT5を開くと文字化けが直っています。
動作が重い・MT4/MT5が落ちる
スタンダードVPSのメモリは2GBです。Windows Server 2022自体が数百MBを使うため、MT4・MT5に回せるのは1GB台しかありません。重いと感じたら次の順で削ります。
- 使っていないチャートを閉じる。インジケーターは1チャートに必要な分だけにする
- MT4・MT5を複数起動している場合は1本にまとめ、複数口座は同じターミナル内で切り替えるか、EAに必要な口座だけをVPSで動かす
- ニュース・メール・シグナルなど、EAに関係ない機能をオプションで無効にする
- それでも足りなければ、Platinum・Elite向けのプレミアムVPS(6GB)か、外部プロバイダーのVPSを検討する(ヘルプセンターは「これ以上のスペックへのアップグレードや追加サーバーが必要な場合は、外部プロバイダーから別途ご購入いただく必要があります」と案内)
XMのVPSの解約方法と、自動で解約されるケース


解約は2通りです。自分で止めるときはポータルのVPS画面で「VPSの利用を停止」→「はい、利用を停止します」を押します。自動で止まるのは、毎月1日の判定で申請した口座の残高が25ドルに足りないときです。どちらの場合もVPS上のデータは戻らないので、EAや設定ファイルは先に手元へ保存してください。


自分で停止する手順(ポータルの「VPSの利用を停止」)
ヘルプセンターの「VPSをキャンセルするにはどうすればよいですか?」は、ポータルのVPS画面(my.xmtrading.com/jp/member/vps)を案内しています。旧記事の「マイページ→口座→プロフィール→VPS→サービスを取り消す」は旧UIの手順です。
確認画面に「サービスのご利用を停止すると、VPSは即時停止され、返金はいたしかねます。また、VPS上のデータは完全に削除される場合があります。」と表示されます。内容を確認して「はい、利用を停止します」を押します。
画面には「*(日付)までは引き続きご利用いただけます。それ以降、VPSは停止されます。」という案内が出ます。確認画面の「即時停止」と、この「日付までは利用可」の2つの文言が用意されているので、実際にいつ止まるかは自分の画面に表示された日付で確認してください。
25ドルは毎月1日に引かれます。翌月分を払いたくなければ、月が変わる前に「VPSの利用を停止」を押してください。停止後の返金はないので、月初に止めると払った25ドルは戻りません。
自動で解約されるケース(毎月1日の残高不足)
規約C.7(c)は、毎月1日の判定で「申請した口座に利用料を賄う残高がない」場合、VPSサービスは終了し、口座に紐づくVPSインスタンスは削除されると定めています。F.1でも「月初に残高が足りない場合は自動的に終了する」と繰り返しています。無料条件を満たしている人は関係ありませんが、条件が崩れた月にたまたま残高が25ドルを割っていると、通知を待つ間もなくVPSごと消えます。
もう1つの自動終了は、XM側の判断です。規約A.3は「XMTrading reserves the right to terminate the VPS service altogether at any time(XMTradingはいつでもVPSサービス全体を終了する権利を留保する)」と定めています。EAの運用をVPS1台に依存させるなら、設定ファイルのバックアップは日常的に取っておくべきです。
解約前にやること(データは戻らない)
規約F.3は「Once the VPS service is terminated, the VPS is deleted without any backup(VPSサービスが終了すると、VPSはバックアップなしで削除される)」とし、バックアップの責任は利用者にあると明記しています。停止ボタンを押す前に次の3つを済ませてください。
- EAのファイル(.ex4/.ex5)と設定ファイル(.set)、必要ならログを、リモートデスクトップのコピー&ペーストかクラウドストレージで手元のPCに保存する
- VPS上のMT4・MT5で動いているEAを止め、保有ポジションをどうするか決める(手元のPCのMT4・MT5で監視を引き継ぐか、決済する)
- 有料の人は「毎月1日」より前に停止操作をして、翌月分の25ドルが引かれないようにする
再びVPSが必要になったときは、同じ手順で申請し直せます。規約C.2は「A client can apply for a VPS service on any calendar day(顧客は任意の暦日にVPSサービスを申請できる)」としています。ただし新しいVPSは初期状態で、以前のデータは残っていません。
料金と判定を定めた規約C.1〜C.4の原文(英語・クリックで開く)


VPSサービス利用規約 C.1〜C.4(2026年9月5日取得)。C.4「limited to 1 VPS per client(1顧客につきVPS1台)」
XMのVPSについてよくある質問


XMのVPSまとめ|条件を満たせる人には無料で、満たせない人には25ドルの固定費


XMのVPSは、残高1,000ドル以上と直近30日にFX・ゴールド・シルバーで往復5ロット以上の2つを満たす人なら、2GB RAM・2コアCPU・60GB SSDのWindowsサーバーを無料で使えます。EAを24時間動かす人にとっては、自宅PCの電源と回線に振り回されなくなる価値があります。
- 無料条件は残高1,000ドル+往復5ロット。FX・ゴールド・シルバーの取引だけが数えられ、判定は毎月1日
- 満たさない月は25ドル。申請月は日割り、翌月以降は1日に申請した口座から引かれる
- 月初に残高が足りないとVPSはバックアップなしで削除。EAと設定ファイルは手元にも保存する
- 提供元はForexVPS。問い合わせ窓口はXMサポートで、旧提供元Beeksのフォームは使えない
- Platinum・Eliteなら6GB・4vCPU・150GBのプレミアムVPSが無料。直販の月払いなら9,370円相当
- 申請はポータルの「VPS」→「スタンダードVPSをリクエスト」。接続はリモート デスクトップ接続かWindows App
EAを使わない人がVPSを契約しても、チャートを見る場所が変わるだけで取引の結果は変わりません。まずXMの口座で残高1,000ドルと月5ロットのペースを作り、無料条件を満たしてから申請する順番が一番ムダのない使い方です。



EAを回すなら、まず条件を満たして無料で使う。条件が崩れそうな月は月末までに残高を戻すか停止する。この2つだけ覚えておけば25ドルを取られることはないよ
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