Axiのクライアントポータルで出金を申請しようとしたのに、使いたい方法が一覧に出てこない。金額を入れても「出金リクエストを送信」まで進めない。申請は通ったのに何日たっても反映されない。あるいは、申請そのものが拒否されてメールが返ってくる。
どれも「Axiで出金できない」に見えますが、原因はまったく別です。切り分けの軸はひとつで、申請そのものが完了しないのか、申請は通ったのに届かないのか。前者で最も多いのが RTS(入金元への返還)と本人確認の未完了、後者で最も多いのが処理待ちと銀行側の受取拒否です。
「出金拒否」を心配して検索している場合も、読む順番は同じです。Axiが出金を拒否・キャンセルする条件は公式ドキュメントに書かれていて、口コミを読むより条文と画面を見たほうが早く片づきます。この記事では、原因を11個に分けたうえで、規約が拒否を認めている条件まで通しで扱います。
Axi(アクシ)は海外FXブローカーで、検索するとAXIORY(アキシオリー)の記事が上位に混ざります。AxiとAXIORYは別会社なので、そちらの出金手順を読んでも直りません。この記事の内容は、Axi公式サイト・公式ヘルプセンターの日本語版と英語版・顧客契約(2026年7月7日発効)・プロダクトスケジュール(2026年7月6日発効)を2026年9月3日に突き合わせて確認したものです。他社の紹介記事は情報源にしていません。

まず、自分がどこで止まっているかを下の表で確認してください。
| いま起きていること | 最も多い原因 | 最初にやること |
|---|---|---|
| 出金方法の一覧に 使いたい方法が出ない | RTS 入金した経路にしか出せない | 入金に使った方法で 入金額まで先に出し切る |
| 「出金リクエストを送信」 が押せない | 最低出金額を下回っている | 全額出金にする 暗号資産は約30米ドル以上 |
| 銀行口座が選択肢に出ない | 銀行口座が「保留中」のまま | 6か月以内の銀行明細書を出し直す 領収書では通らない |
| 入金も取引も出金も できない | 本人確認が未完了 開設後28日以内 | ポータルで身分証と セルフィーを提出 |
| ポータルに取引口座が 表示されない | 6か月放置でアーカイブ | サポートに再有効化を依頼 プラス残高が条件 |
| 申請は通ったのに 着金しない・反映されない | 処理待ち、または 銀行の受取拒否 | Ref番号・出金日・金額・口座番号を 添えて出金問い合わせフォームへ |
| 申請が拒否された キャンセルされた | 入金と違う方法を選んだ または名義が違う | 入金に使った方法を選び直す 受取口座をAxiの登録名義に合わせる |
Axiで出金できないときは「申請できない」と「届かない」に分かれる

Axiの出金は、クライアントポータルで申請を出し、Axiが審査して、決済業者や銀行が送金するという3段構えです。詰まる場所は「申請を出すところ」と「出したあと」のどちらかしかありません。
この2つは対処がまるで違います。前者は自分の操作か口座の状態を直せば解決しますが、後者は待つか、Axiか銀行に照会するしかない。最初にどちらかを判定してから動くほうが速く終わります。
申請が完了しないときの6つの原因
ポータルの出金画面で、方法が選べない・金額が入らない・送信ボタンが反応しない、という状態です。原因は次の6つに絞られます。
- 本人確認が終わっていない(口座開設後28日以内に完了させる必要があり、未完了だと入金・取引・出金すべてに制限がかかる)
- RTS(入金した方法・入金した金額までしか、その経路でしか出せない)
- 最低出金額を下回っている(方法と口座通貨ごとに違い、下回ると手続きを完了できない)
- 銀行口座が「保留中」で未承認(銀行明細書の審査が通っていない)
- 引き出し残高が足りない(総残高から保留中の注文を引いた額しか出せない)
- 口座がアーカイブされている(6か月動かさないと、残高があってもポータルから消える)
申請は通ったのに届かないときの5つの原因
出金ID(Ref番号)のメールは届いた、ポータルの「保留中のリクエスト」にも載っている、それでも入金されない状態です。
- まだ処理中(Axiの審査は1〜2営業日。営業時間外の申請は翌営業日から)
- 入力した口座情報が違う(不備があると拒否・遅延・未処理のいずれかになる)
- 出金方法の選択を間違えた(入金と違う方法を選ぶと拒否されうる)
- 銀行が受け取りを拒否して返送した(銀行間の手続きで3週間から40営業日)
- 技術的な障害(一時的な不具合でリクエストが処理されなかった)
出金リクエストを送信すると、その金額は処理中でも口座残高から即座に差し引かれます。残高が減っているのに着金していないのは異常ではありません。リクエストが失敗した場合は残高に戻され、失敗理由と次の手順がメールで届きます。
申請できない最多の原因はRTS|入金した経路にしか出せない

出金画面に使いたい方法が出てこない、という相談のほとんどはこれです。AxiはRTS(Return to Source=入金元への返還)を全出金方法に適用していて、入金した金額までは、入金に使ったのと同じ方法にしか出金できません。

入金額を出し切るまで、他の方法は選べない
公式ヘルプ「Return to Source(RTS)とは何ですか?また、それは私の利益の引き出しにどのように影響しますか?」はこう書いています。まず入金額分を同じ方法で出金し、その後、入金額を超える利益分については利用可能な他の方法で出金できる、と。順番が決まっているわけです。
そしてこのルールは変更も免除もできません。ヘルプの「重要」欄に明記されています。サポートに頼んでスキップしてもらう、という抜け道はない。
実際の出金画面にも同じ注意書きが出ています。入金分を元の決済方法に戻すのが先で、そのあとで利益を好きな方法で出せる、という内容です。英語で「any deposited funds must first be withdrawn back to the originating payment method」と書かれている部分がそれにあたります。

残高がRTSの最低額を下回ったら、全額出金にする
RTSの残高が中途半端に残ると、そこで詰まります。ヘルプは「残高がその方法の最低出金額を下回っている場合、アカウントから全額を出金する必要があります」と指示しています。端数を残さず、一度すべて出してしまうのが正解です。
銀行振込で出す場合は、銀行通貨のフィールドに金額を入れて「再計算」を押すと、口座通貨での金額が出ます。これでRTSの残額がちょうどゼロになり、以後は他の方法が選べるようになります。
Bitwalletは初回入金のメールアドレス宛にしか出せない
BitwalletのウォレットはメールアドレスIDで識別されます。出金先を選ぶ画面に出てくるのは、初回入金で使ったメールアドレスだけです。別のアドレスのウォレットには出金できません。Bitwallet側でアカウントを作り直した人はここで止まります。
暗号資産の場合は、出金先ウォレットを最大3件まで保存できます。表示される為替レートはシステムが生成したもので、有効期限は10分。画面を開いたまま放置すると自動更新されます。ネットワークを間違えると資金は取り戻せません。
入金に使ったカードが使えなくなったときの例外
RTSの厄介なところは、入金経路そのものが消えた場合です。日本語ヘルプが挙げる日本向けの入金方法にカードは入っていませんが、Axiの決済方法は居住国によって変わるため、カードのRTS残高が残った状態で相談するケースに公式が答えを用意しています。
公式ヘルプは2段階で答えています。カードが期限切れ・紛失・盗難でも、紐づく銀行口座が生きていれば出金はそのまま通り、資金は元の入金元に戻ります。カードの再発行を待つ必要はありません。
口座ごと解約してしまった場合は別で、銀行口座が閉鎖されたことを証明する銀行からのレターの提出を求められます。この一文は日本語ヘルプの新しい版(Axi取引プラットフォーム側の記事)にだけあり、MT4側の古い記事には書かれていません。

\ 登録は3項目・最低入金額なし /
最大レバレッジ1000倍/MT4・MT5対応/口座の開設・維持は無料
「出金リクエストを送信」が押せないときの5つのチェック

RTSをクリアしても進まない場合は、口座の状態か入力値のどこかが要件を満たしていません。上から順に潰していきます。
1. 本人確認が終わっていない|開設後28日が期限
口座開設のウィザードで身分証のアップロードを求められないことがあります。あとから出せばいいのですが、期限があります。公式ヘルプは「口座開設後 28 日以内に ID をアップロードして認証を完了する必要があります」と書き、認証が完了するまで、入金、取引、出金に制限が適用されますと続けます。

提出は Axi モバイル取引アプリからで、メニューの人型アイコン →「ID確認」バナー、または「申請状況」→「ID確認」の順に進みます。パスポート・国民ID・運転免許証のいずれかを撮影し、続けて顔の撮影に進みます。運転免許証と国民IDは表と裏の両方が必要です。
自動認証は多くの場合すぐ終わりますが、手動チェックに回ると1〜2営業日かかります。
よくある詰まり方が「ID確認をクリックしても何も起こらない」というもの。これはブラウザがサードパーティCookieをブロックしているのが原因で、Safariなら「クロスサイトトラッキングを防ぐ」をオフに、Chromeなら「サードパーティのCookieを許可」を選んで再ログインすると進みます。
2. 最低出金額を下回っている|金額は方法と口座通貨で変わる
Axiは最低出金額を公式サイトの日本語ページにまとめて掲載していません。ヘルプは「各出金方法には最低出金額があり、これはクライアントポータルにも表示されます」とだけ書き、金額は画面を見ないと分からない書き方です。
ただしヘルプ記事に貼られているポータルの画面例に、実際の数字が写っています。2026年9月3日時点で確認できたのは次の値です。
| 出金方法 | 口座通貨 | 最低出金額 | 着金の目安 |
|---|---|---|---|
| Money Transfer 国内銀行送金(MyBanq) | JPY | 1,340円 | 1〜3営業日 |
| Money Transfer 国内銀行送金(MyBanq) | USD | 10.00米ドル | 1〜3営業日 |
| Bitwallet | USD | 5.00米ドル | 即時 0% Fee 表示 |
| 暗号資産 USDT(BEP-20) | USD | 30.00米ドル | 即時 |
| 暗号資産 BCH | USD | 30.01米ドル | 即時 |

ヘルプ「出金手数料とその仕組みについて」も本文で暗号資産の出金には、最低出金額30米ドルが適用されますと書いています。理由はブロックチェーンのネットワーク手数料です。

公式サイトのアジア出金表では暗号資産の最低引出額が「50ドル」と書かれていて、ヘルプ本文とポータル画面の30米ドルと合いません。実際に弾かれるかどうかは画面の表示が基準になるので、迷ったら残高を全額出す形にするのが確実です。
ついでに書いておくと、この公式サイトの「アジアにおける支払い方法」ページの引き出しタブには17行の決済方法が並びますが、日本円(JPY)の行は1つもありません。日本で実際に使えるMyBanqもBitwalletも載っていない。日本の読者がこのページから最低出金額を知る方法はない、ということです。
公式サイトのアジア出金表17行の全体(クリックで開く)


上の画面のUSDT側は、出金可能額が29.96米ドルで最低出金額の30.00米ドルをわずかに下回っています。この状態だと金額を入れても手続きが完了しません。ヘルプも「この金額を下回る金額を入力すると、出金手続きを完了することができません」と明記しています。
3. 銀行口座が「保留中」のまま承認されていない
国内銀行送金で出す場合は、先に銀行口座を登録して承認を通す必要があります。ヘルプは保留中の銀行口座では出金処理が行われませんと書いています。確認は通常数分で終わりますが、書類が要件を外れると却下されます。
提出するのは銀行取引明細書または通帳です。銀行が発行した公式文書か、オンラインバンキングからダウンロードしたもので、次の条件を全部満たす必要があります。
- 氏名・銀行口座の詳細・日付が記載されていること
- 記載の氏名がAxiプロフィールの氏名と一致していること
- 6か月以内のものであること
- JPEG・PNG・PDF・HEIC のいずれかで、6MBまで
ヘルプがわざわざ注意しているのが「銀行明細書は銀行の領収書とは異なります」という一文。振込の控えや利用明細を出して却下される人が多いということです。


アップロード自体ができない場合は、ブラウザのCookieとキャッシュを消す、別のブラウザ(EdgeやChrome)に変える、シークレットモードで試す、別のデバイスから試す、の順で解決します。ファイルは編集済みでもパスワード保護されていてもいけません。
入力欄で落ちるポイントも決まっています。口座名義人氏名はカタカナのみ、口座番号は7桁の数字だけでスペースを入れない、口座種類と銀行名はドロップダウンから選ぶ、支店名はヘルプの一覧どおりに入力する。

この画面の上部にある英文が、名義違いの扱いをそのまま書いています。Axiプロフィールの氏名と一致する銀行口座にしか出金できず、違う口座への出金は拒否される、という内容です。
4. 引き出し残高が総残高より少ない
ポータルに出ている残高の全額が出せるとは限りません。公式ヘルプ「引き出し残高の理解」の定義では、引き出し残高は総残高から保留中の注文を引いた額です。
ヘルプの例がそのまま分かりやすい。総残高10,000ドルで、まだ約定していない4,000ドル相当の注文があるとき、引き出せるのは6,000ドルだけになります。注文が約定するかキャンセルされると、引き出し残高もそれに応じて更新されます。
もうひとつ気をつけるのが有効証拠金です。出金を行うと、その金額は利用可能な有効証拠金から自動的に差し引かれ、オープンポジションを支えるぶんが減ります。ヘルプは「出金が取引のストップアウトを引き起こした場合、Axiは一切の責任を負いません」と書いています。ポジションを持ったまま大きく出金するとロスカットに直結します。
5. 出金元の取引口座を選び間違えている
MT4口座を複数持っている場合、出金画面で選ぶ口座を間違えると、そもそも残高が足りずに進めません。仮に別口座から出せてしまった場合も、あとから内部振替を依頼することになり、その処理のぶん出金が遅れます。
内部振替そのものが失敗する原因も公式ヘルプにまとまっています。送金額がゼロ、異なる通貨間で金額が小さすぎて変換できない、送金元の利用可能残高を超えている、そしてKYCが完了していない、の4つです。ここでも本人確認が効いてきます。
口座がアーカイブされると、残高があっても出金できない

ポータルにログインできるのに取引口座が見当たらない、という場合はアーカイブを疑います。公式ヘルプの定義は6か月以上取引活動や入金がない非アクティブな取引アカウントです。
アーカイブされると何が起きるか。ヘルプはこう書いています。クライアントポータルからアクセスできなくなり、入出金もMT4での取引もできなくなる。そして残高があっても同じです。

再有効化はサポート依頼しか手段がない
ヘルプの一文が決定的です。「アーカイブされた取引アカウントの資金は、アカウントがアクティブな状態に復元されない限り引き出しできません」。そして復元はポータルの操作ではできず、カスタマーサポートに依頼するしかありません。
復元には条件があります。アカウントにプラスの残高が表示されている場合にのみ再有効化できる、とヘルプは書いています。残高ゼロでアーカイブされた口座は戻せないと読めます。
放置期間の扱いが公式内で3通りに割れている
ここは数字が揃っていません。同じ「口座を閉じる条件」について、ヘルプとプロダクトスケジュールが別のことを書いています。
| 出典 | 条件 | 結果 |
|---|---|---|
| 公式ヘルプ 「非アクティブ/アーカイブ済み アカウントとは」 | 取引活動または入金が 6か月ない | アーカイブ 入出金・取引が停止 |
| 公式ヘルプ 同記事の「重要」欄 | 残高ゼロ + 24か月以上 取引なし | 事前通知なしに 口座を管理する権利 |
| 公式ヘルプ 「残高がゼロの場合 アカウントは閉鎖されますか?」 | 残高ゼロ + 12か月 取引なし | 事前通知なしに閉鎖 |
| プロダクトスケジュール 2026年7月6日発効 | 残高ゼロ + 12か月 取引なし | 通知なしで閉鎖 |
| プロダクトスケジュール 同・Inactive Accounts の項 | 残高ゼロ + 6か月以上 取引なし | 通知なしで閉鎖 |
読者にとって実害があるのは一番上の6か月です。残高を置いたまま半年取引しないと、出金する前に画面から消えます。閉鎖の12か月・24か月・6か月は残高ゼロが前提なので、資金を置いている人には直接は効きません。
残高を置いたまま放置すると手数料で削られる
アーカイブとは別に、非アクティブ手数料があります。プロダクトスケジュールの条件は「口座に資金があり、12か月連続で取引活動もオープンポジションもない」こと。12か月を過ぎると30営業日以内に初回が請求され、以後は毎月引かれます。
日本円建て口座の金額は月1,000円です(米ドル建てなら10ドル、香港ドルなら80ドル)。事前通知なしで引かれます。

申請は通ったのに着金しない|処理日数は公式内で3通りある

「あと何日待てばいいのか」を調べると、Axiの公式ドキュメントは違う答えを返します。同じ質問のヘルプ記事が2本あり、書いてあることが違うためです。

新しいポータル向けの記事は「週末を含む毎日」
Axi取引プラットフォーム(モバイルアプリ)向けの記事「なぜ出金を受け取っていないのですか?」と「出金にはどのくらい時間がかかりますか?」は、こう書いています。「出金リクエストは通常、週末を含む毎日処理されます」「出金リクエストを受領後、24〜48時間以内に処理を完了するよう努めております」。

同じ新ポータルでも、英語版は「月曜から金曜」
ところが、同じ新ポータルのディレクトリに置かれた英語版「How long will it take for funds to reach my account?」は違うことを書いています。営業時間は月曜から金曜だ、と明示しているのです。該当箇所は「within 1-2 business days during our business hours, which are Monday to Friday」。
MetaTraderに向けた記事も同じ側です。日本語版「出金受け取りができないのはなぜですか?」は「出金リクエストは、月曜日から金曜日の通常営業時間内に処理されます」「1〜2営業日以内に処理することを目指しています」。英語版も「Withdrawal requests are processed Monday to Friday during normal business hours.」。そしてプロダクトスケジュール(2026年7月6日発効)も同じです。
遅れる原因の数も違います。新ポータル向けの記事が挙げるのは処理時間・情報の不備・技術的な問題の3つ。MetaTrader向けの記事にはこれに「C. 出金タイプの誤り」が加わり、入金と違う方法を選ぶと拒否されうる、と書かれています。RTSの説明が片方の記事から抜け落ちている形です。

| 出典 | 受付 | 処理の目安 |
|---|---|---|
| ヘルプ(Axi取引プラットフォーム版) 日本語 | 週末を含む毎日 | 24〜48時間 |
| ヘルプ(Axi取引プラットフォーム版) 英語 | 月〜金 business hours | 1〜2営業日 |
| ヘルプ(MetaTrader版) 日本語 | 月〜金の営業時間内 | 1〜2営業日 |
| ヘルプ(MetaTrader版) 英語 | 月〜金の営業時間内 | 1〜2営業日 |
| プロダクトスケジュール 2026年7月6日発効 | 月〜金の営業時間内 時間外は翌営業日 | 記載なし |
3対1で「月〜金」が優勢で、しかも契約文書であるプロダクトスケジュールがそちら側です。金曜の夜や土日に申請したぶんは、月曜から数え直すつもりでいたほうが安全です。
方法別の着金目安は英語版のほうが3行多い
日本語ヘルプが載せている着金目安は3行だけです。ローカル/インターネットバンキングが1〜3営業日、暗号資産が即時、Bitwalletが即時。
英語版には日本語版が落としている行があります。国際銀行送金が2〜5営業日、カードが即時、カード返金が5〜7営業日、eウォレットが即時〜1〜3営業日。日本語ヘルプが挙げる3方法だけを使うなら関係しませんが、カードや国際送金のRTS残高が残っている口座では、この日数が答えになります。
英語版ヘルプが載せている方法別の着金目安(英語・クリックで開く)

祝日・銀行休業日は着金が遅れます。日本の連休をまたぐと、目安の1〜3営業日はそのぶん後ろにずれます。
ヘルプが案内する「出金ページ」は存在しない
どちらのヘルプ記事も、詳しい所要時間は「出金ページ」を見てくれ、と書いてリンクを張っています。そのリンク先は www.axi.com/jp/withdraw-funds です。
このURLは2026年9月3日時点で404です。日本語ページだけでなく、/int/ も /au/ も同じく404でした。ヘルプが根拠として指している一次情報が、そもそも公開されていません。

Ref番号と5つのステータスで今どこにいるか分かる
処理待ちの間、どこまで進んでいるかはポータルで見られます。「資金」タブ →「資金の出金」→「保留中のリクエスト」に、リクエストごとの参照コード(Ref#)とステータスが並びます。
| ステータス | 意味 |
|---|---|
| アカウント確認待ち | 送金先の口座があなたのものか確認している段階 |
| リクエスト済み/レビュー待ち | 担当者が出金の詳細を確認する段階 |
| 支払い確認中 | 担当者が支払いを確認している段階 |
| 処理待ちキューに追加済み | 確認が終わり、送金のスケジュールが決まった状態 |
| プロバイダーによる処理のために送信済み | 銀行または決済業者へ送信済み。詳細のメールが届く |
一度処理されて送金されたリクエストはキャンセルできません。金額や送金先を間違えたことに気づいても、取り消しはできない前提で申請してください。
銀行に拒否・リコールされると3週間から40営業日かかる

Axiが送金したのに口座に入らないケースがあります。受取側の銀行が着金を拒否して、資金をAxiへ返送するパターンです。
公式ヘルプの書き方が身も蓋もない。Axi側からこの送金をブロックすることはできません。そして「この銀行間手続きには3週間から40営業日かかる場合があります」と続きます。早く着くこともあるが、期間の確認も速度の制御もできない、と明記されています。

リコール(組戻し)も同じだけかかる
銀行が送金を見つけられない場合、資金を取引口座に戻すリコールという手続きがあります。これも3週間から最大40営業日。資金がAxiの口座に到着し次第、MT4口座に反映されます。
注意が要るのは金額です。ヘルプは「資金のリコール後、銀行手数料が適用される場合があります。その結果、返金額が送金された元の金額と異なる場合があります」と書いています。この銀行手数料はAxiの管理外です。
返送の日数も公式内で数字が割れている
同じ「銀行が受け取らなかったときにどれくらいかかるか」について、別のヘルプ記事は違う数字を書いています。「銀行口座からの入金と出金」の記事は「資金の返金は、銀行によっては5営業日から2〜3週間かかる場合があります」。
3週間〜40営業日と、5営業日〜2〜3週間。幅の広いほうで見積もっておけば慌てずにすみます。この記事は同時に、申請前にやっておくべきことも書いています。出金に使う通貨をその銀行が受け入れるかどうか、事前に銀行へ確認しておくこと。これで拒否や返金そのものを避けられる可能性があります。
カード返金はARNコードで追える|英語版にしかない情報
カードへの返金が見つからない場合の手順は、日本語版のヘルプには書かれていません。英語版の「Why have I not received my withdrawal?」にだけ Credit Card Refund という節があります。
内容はこうです。カード返金の目安は5〜7営業日で、銀行によって前後する。7営業日たっても銀行が返金額を見つけられない場合、ARNコード(送金の追跡番号)を発行してもらえる。そして重要な注意が付きます — ARNは返金であって送金ではないと銀行に伝えること。
英語原文は「you must inform the bank that the ARN is related to a refund, not a bank transfer」で、理由も書いてあります。銀行がARNを国際送金として誤って処理すると、資金を追跡できなくなる可能性がある。日本の銀行窓口で「海外送金の照会」として話を進めると追えなくなる、ということです。
カード返金とARNコードについて書かれた英語版ヘルプの原文(英語・クリックで開く)

銀行振込の場合は、支払い確認書(payment confirmation)を出してもらえます。英語版ヘルプによると、支払いが処理・送信されてから3〜5営業日後に発行が可能です。銀行に照会をかけるときの材料になります。
名義が違うと出金は拒否される|第三者名義の口座には送れない

出金先の名義がAxiの登録名と違うと、そこで止まります。ここは例外がありません。
公式ヘルプの表現は「すべてキャンセルされます」
ヘルプ「第三者による引き出し」は、まず第三者支払いを定義します。あなたの名義(口座名義人の名前)ではない支払い方法、つまり他人名義の銀行口座やeウォレットのことです。そのうえで「Axiは第三者への出金を処理することはしません。これらすべてのリクエストはキャンセルされます」と書いています。

プロダクトスケジュールも同じ立場です。出金リクエストを処理する際、受取口座が本人名義であることを証明する追加情報を求める場合がある、第三者送金は認めない、と書かれています。
入金側はもっと重い扱いです。第三者からの資金提供が疑われる場合、Axiは資金を送金者に返還したうえで、本人確認と資金の出所の確認が終わるまで口座残高を保持する権利を持ちます。確認が取れなければ残高を保持し続け、出金は許可されません。
改姓したときは「変更」ではなく「新規追加」
結婚などで名字が変わった場合、登録済みの銀行口座を書き換えることはできません。ヘルプ「クライアントポータルで銀行口座情報を更新できますか?」は明確です。銀行口座の追加と削除はできるが、既存の銀行口座の詳細は変更できない。更新が必要なら、新しい情報で銀行口座を追加してください、と。
削除する場合は「資金」タブ →「銀行口座」で対象の行を右端までスクロールし、「削除」の下の「X」→「確認」。無効化されたあと、Axiのチームが翌営業日に処理します。
他社ブローカーからの直接送金はできない
英語版ヘルプに「Can I transfer money to Axi from a different broker?」という記事があります。答えは、ブローカー間の直接送金は認められていない。前のブローカーからいったん出金して、それからAxiの入金オプションで入れ直してください、という手順になります。
Axiの出金拒否はどこまで規約で認められているか

海外FXの「出金拒否」を心配するなら、読むべきなのは口コミではなく契約書です。Axiが出金を拒否・停止できる条件は、顧客契約(2026年7月7日発効)とプロダクトスケジュール(2026年7月6日発効)にはっきり書かれています。
公式ドキュメントが「拒否する」と書いている4つのケース
まず、手続き上の理由で拒否されるパターンです。ここまでの章で出てきたものを、拒否という観点で並べ直します。
| 拒否されるケース | 出典と表現 |
|---|---|
| 入金と違う方法で 出金を申請した | ヘルプ「出金受け取りができないのはなぜですか?」 「誤った方法を選択すると、出金が拒否される可能性があります」 |
| 受取口座が 本人名義でない | ヘルプ「第三者による引き出し」 「これらすべてのリクエストはキャンセルされます」 |
| 申請した情報に 不備がある | ヘルプ「出金受け取りができないのはなぜですか?」 「必要な情報が提供されない限り、出金は拒否されたり、遅れたり、処理されない可能性があります」 |
| 第三者から入金された 疑いがある | プロダクトスケジュール 「we reserve the right to retain the balance… you will not be permitted to withdraw」 |
この4つは、どれも操作か書類を直せば解消します。「出金拒否をするブローカーかどうか」という話とは別の次元にあります。
手続き上の不備とは別に、Axiの判断で入出金そのものを止められる条文もあります。根拠は顧客契約3.6条です。
3.6条は「疑い」の段階で入出金を止められる
条文は「市場濫用または操作、価格操作、不適切な行為に関与してはならない」と定めたうえで、関与した場合、または関与したと当社が疑う場合に、損失の抑制・損害の回収・取引活動の停止のために必要と判断する措置を取れる、としています。
取れる措置として列挙されているものに「preventing withdrawals or deposits to your Accounts」— つまり口座への入出金の阻止が入っています。口座の停止・閉鎖、取引プラットフォームへのアクセス遮断、残高の相殺、約定の取り消しや修正も同じリストにあります。
さらに射程が広い。措置は他のAxi Group法人で持っている口座にも及び、他人と共謀した疑いがあればその他人の口座にも及びます。そして条文の末尾で、この条項は「可能な限り広範な権利を当社に与えるものとして読む」ことに顧客が同意する、と書かれています。
顧客契約 3.6条 UNACCEPTABLE CONDUCT の原文(英語・クリックで開く)

債務不履行が起きた場合は9.2条が動きます。未払い額の即時請求、契約の終了、建玉の縮小や決済、新規注文の拒否、証拠金水準の変更など13の措置が並びます。10条には相殺の定めがあります。
6年間動きがないと資金を留保できる
放置口座についての条文が21.3条(a)(viii)です。残高に6年間動きがない場合、Axiは資金を留保できる。ただし手続きが決まっていて、最後に届け出た連絡先に対して留保の意思を通知し、28日間の請求期間を与えることになっています。

同じ21.3条は資金の扱いも定めています。顧客資金は他の顧客の資金と混合される場合があり、資金の所有権はAxiに移転する。Axiが債務不履行に陥った場合、顧客は管財または清算手続における無担保債権者になる、と明記されています。
手数料が理由で止まっているのか|US$25がかかる条件

出金額が思ったより少ない、あるいは少額を出そうとして止まっている場合、手数料の扱いを確認しておく価値があります。ここはAxiの公式ドキュメントが3つに割れています。
| 出典 | 出金手数料についての記載 |
|---|---|
| 公式ヘルプ 「出金手数料とその仕組みについて」 2026年4月ごろ更新 | 「出金は無料です。出金額に関わらず、出金手数料は一切かかりません」 |
| プロダクトスケジュール 2026年7月6日発効 | 「Withdrawals are free if they are above US$50 or for the full balance of your Account. Otherwise, an administration fee of US$25 may apply.」 |
| 公式サイト 「Axiの料金と手数料に関するガイド」 | 「その他の料金」の表に出金の行そのものが無い 入金・銀行振込・管理手数料・非アクティブ手数料の4行だけ |

発効日で見ると、US$25があると書いているプロダクトスケジュールのほうが新しい文書です。しかも契約文書です。
プロダクトスケジュールの Withdrawals 条項の原文(英語・クリックで開く)

実務上の答えは単純です。US$50を超える金額で出すか、全額出金にする。どちらかを満たせばこの条項に触れません。円建て口座でUS$50とUS$25がどのレートで換算されるかは、公開資料に書かれていません。
Axiに払う手数料とは別に、外部に払う費用もあります。国際銀行送金では受取銀行の手数料が顧客負担、中継銀行が独自の手数料を差し引くことがある、暗号資産のネットワーク手数料は全額顧客負担。0.1BTCを送ってネットワーク手数料が0.0002BTCなら、受取は0.0998BTCになります。
もうひとつ、ヘルプが挙げているのが銀行のキャッシング扱いです。銀行によってはAxiへの支払いをキャッシングと分類して追加手数料を請求する場合がある、と書かれています。
出金方法ごとの手数料や着金日数をまとめて確認したい場合は、こちらの記事にまとめています。

それでも解決しないときの問い合わせ手順

原因の心当たりを全部つぶしても動かない場合は、専用の照会フォームがあります。チャットやメールより、こちらのほうが必要な情報が揃った状態で届きます。
出金問い合わせフォームの場所
Axiヘルプセンターにアクセスし、「リクエストを送信」をクリック。「どのようなサポートが必要ですか?」の選択肢から「出金問い合わせフォーム」を選び、必要項目を埋めます。
必ず添える3つの情報
日本語版・英語版どちらのヘルプも、問い合わせ時に添えるものを3つ挙げています。これが揃っていないと調査が始まりません。
- 出金ID参照(出金を申請したあとにメールで届く。参照番号は
#で始まる) - 出金日と要求した金額
- 取引口座番号
- 件名: 出金が着金しない件(Ref# ○○○○○○)
- 取引口座番号: ○○○○○○○
- 出金申請日: 2026年○月○日/金額: ○○○○円(出金方法: Local Money Transfer)
- ポータルのステータス: 「プロバイダーによる処理のために送信済み」
- 登録銀行口座は承認済みで、名義はプロフィールと一致しています。申請から○営業日が経過していますが着金がありません。送金の状況と、必要であれば支払い確認書(payment confirmation)の発行をお願いします。
銀行に照会をかけるときの持ち物
Axi側が「送金済み」と回答したのに着金しない場合は、銀行側の調査になります。銀行振込なら支払い確認書を、カード返金ならARNコードを出してもらってから窓口に行くと話が早い。前述のとおり、ARNは返金の番号であって海外送金の番号ではない、と伝えるのを忘れないでください。
【FAQ】Axiの出金できないトラブルでよくある質問
Axiで出金が止まったときにやること
自分がどちらのグループにいるかを決めてから動くのが最短です。
- 出金画面まで進めないなら、本人確認 → RTS → 最低出金額 → 銀行口座の承認 → 引き出し残高の順に確認する
- ポータルに取引口座が見当たらないなら、アーカイブを疑ってサポートに再有効化を依頼する(プラス残高が条件)
- 申請が通っているなら、まず1〜2営業日待つ。金曜夜や土日の申請は月曜から数える
- それを過ぎたら、Ref番号・出金日と金額・取引口座番号の3点を添えて出金問い合わせフォームへ
- 「送金済み」と回答が来たら、支払い確認書(カードならARNコード)をもらってから銀行に照会する
つまずきが多いのは最低出金額です。Axiは日本語の公式サイトに金額を載せていないので、残高が中途半端に残ると、その端数は永久に出せないように見える。答えは全額出金で、ヘルプにもそう書いてあります。
「出金拒否」を疑う前に、公式ドキュメントが拒否すると書いている4つのケース(入金と違う方法・名義違い・情報の不備・第三者入金の疑い)に当てはまっていないかを見てください。ここに該当しないのに止まっているなら、原因はたいてい処理待ちか銀行側です。
そしてもうひとつ、口座を半年放置しないこと。アーカイブは残高があっても発生し、解除にはサポートとのやり取りが必要になります。使わない期間が長くなりそうなら、先に出金しておくほうが手間がありません。
入金方法の選び方は出金経路をそのまま決めます。これから口座を作る場合は、入金の段階で出金にも使う方法を選んでおくと、RTSで詰まる場面がなくなります。


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