Exnessで口座が使えなくなる状態は、ひとつではありません。3日放置しただけで起きる「アーカイブ」と、調査のあいだ止められる「一時ブロック」と、二度と戻らない「閉鎖」は、原因も復活のしかたも別物です。
- 口座が使えなくなる状態は「アーカイブ」「一時ブロック」「閉鎖(契約終了)」の3つ。いわゆる口座凍結は3つめの閉鎖を指す
- 「凍結の原因は3つの禁止行為だけ」は誤り。顧客契約11.1条はデフォルト事由をA〜Uの21項目挙げている
- アーカイブは3日間の放置で自動的に起きる。ログインだけでは足りず、取引か残高の操作(入出金・資金移動)が必要
- アーカイブは原則パーソナルエリアから自分で復元できるが、規約6.7条は「会社の裁量で復元しないことがある」とも書いている
| 状態 | 起きるきっかけ | 自分で戻せるか | 根拠 |
|---|---|---|---|
| アーカイブ | 3暦日 操作がない/手動 | 戻せる(手数料なし) | 顧客契約 PART B 6.1 |
| 一時ブロック | 調査・本人の依頼など6事由 | 調査後に解除か閉鎖 | 顧客契約 PART B 5.1 |
| 閉鎖(=凍結) | デフォルト事由21項目など | 戻せない | 顧客契約 PART A 10・11 |
| (参考)口座の無効化 | 口座固有の制限 | サポートに申請 | 公式ヘルプ |
この記事は2026年9月4日に、Exness公式ヘルプセンター(日本語241記事)と顧客契約 Version: 24 July 2026 /038、一般取引約款 Version: 12 August 2025 /021、パートナーシップ契約 Version: 17 June 2026 /029 を直接確認して書いています。
Exness(エクスネス)で口座が使えなくなる3つの状態

「凍結された」と書かれている体験談の多くは、実際にはアーカイブか一時ブロックです。3つは復活のしやすさが決定的に違うので、まず自分がどれに当たるかを見分けてください。

アーカイブ|3日で自動的に起きる「休眠」
顧客契約 PART B 6.1条は「3暦日、取引も非取引操作もなければ口座はアーカイブされうる」と定めています。MT4もMT5も同じ3日で、残高がいくらあっても関係ありません。
アーカイブされた口座では取引も入出金もできなくなりますが、資金はそのまま保持され、パーソナルエリアから手数料無料で復元できます。公式ヘルプ「アーカイブされた取引口座」も「ご利用のない口座やアーカイブされた口座の再有効化には、手数料はかかりません」と明記しています。
橘さくら3日って短いよね。1週間旅行に行っただけでアーカイブされる計算だよ
一時ブロック|調査のあいだ止められる状態
PART B 5.1条は、事前通知なしに口座を一時ブロックできる場合を6つ挙げています。
- デフォルト事由が起きたかどうかを調べる必要があるとき
- 顧客本人がブロックを依頼したとき
- ログイン情報が第三者に渡った合理的な疑いがあるとき
- 一般取引約款1.4条の「疑わしい取引」の合理的な疑いがあるとき
- 不可抗力が発生しているあいだ
- 顧客が送金先を間違えて別の口座に入金されたとき
5.3条は「ブロック期間中に会社が事情を調べ、解除するか閉鎖するかを決める」としています。つまり一時ブロックは閉鎖への分岐点で、ここで終わることもあれば閉鎖に進むこともある、という位置づけです。
閉鎖(契約終了)|これが一般に言う「口座凍結」
口座が二度と使えなくなるのは、顧客契約そのものが終了したときです。終了のしかたは3通りあります。
| 条文 | 誰の都合か | 通知 |
|---|---|---|
| 10.1条 | 会社(理由不要) | 5暦日前の書面通知 |
| 10.2条 | 会社(デフォルト事由) | 即時・通知なし |
| 10.9条 | 顧客(自主解約) | 5暦日前の書面通知 |
読者が心配しているのは2番めの10.2条でしょう。この即時終了の引き金になるのが、次の章で扱うデフォルト事由です。
「口座が無効化されています」は凍結とは別物
公式ヘルプ「入金/出金で取引口座を利用できない理由」は、入出金ができない原因として4つを挙げます。アーカイブされている/口座が無効化されている/本人確認が未完了/口座固有の制限の4つです。
このうち「無効化」については、ヘルプが「サポートハブに移動し、チケットを作成して口座の再有効化をリクエストしてください」と案内しています。閉鎖とは違い、申請すれば戻る余地があるということです。



MT4で「取引が無効化されています」って出たときも凍結じゃないの?



あれは別。公式が「口座がブロックされていることを示すものではありません」ってはっきり書いてるよ
\ 20,000円キャッシュバック開催中 /
Exnessの口座凍結になる条件|顧客契約が挙げるデフォルト事由21項目


即時・無通知の契約終了につながるのが「デフォルト事由(Event of Default)」です。顧客契約11.1条はこれをA〜Uの21項目並べています。日本語版の規約は存在しないため、以下は英語原文から要点を訳したものです。
| 分類 | デフォルト事由(要約) | 項 |
|---|---|---|
| 支払い | 必要証拠金や、契約上支払うべき金額を払わない | A |
| 本人確認・ マネロン対策 | AML規制の遵守、本人確認書類の提出、ビデオ通話認証を含むKYCの要求に応じない | B |
| マネーロンダリング・テロ資金供与その他の犯罪行為への関与が疑われる | K | |
| カード不正の疑い(チャージバックを受けた場合を含む) | M | |
| 法的な地位 | 破産手続などが申し立てられた | C |
| 期限が来た債務を支払えない | D | |
| 死亡・失踪宣告・心神喪失 | E | |
| 申告内容 | 14条の表明保証が虚偽になった、または虚偽と疑われる | F・T |
| プライバシー方針に反して個人情報を共有した疑い | Q | |
| 不正・違法 | 会社を詐欺や違法行為に巻き込む、またはそのリスクがある | I |
| セーシェル等の法令の重大な違反 | J | |
| 詐欺的・違法・異常な活動や「疑わしい取引」が疑われる | L | |
| 会社の内部方針・手続きに違反した | N | |
| 決済業者やウォレット業者、関連会社の規約に違反した | R | |
| 取引のしかた | 最小限のリスクしか取らずに利益だけを狙う、過度・不誠実な取引 | O(a) |
| 価格の遅延・裁定機会・誤った価格に依拠した取引 | O(b) | |
| 市場濫用・相場操縦・インサイダー情報・禁止取引手法 | O(c) | |
| 異常な市場・取引環境下での取引 | O(d) | |
| システム | PART C 2条の禁止行為が疑われる | S |
| API利用規約の違反・改ざん | U | |
| 包括条項 | 会社が11.2条の措置を取る必要がある・望ましいと合理的に判断した場合/規制当局や裁判所から求められた場合 | G・H・P |
21項目のうち11項目が「疑われる(suspects)」で始まっている点は押さえておいてください。確定した違反ではなく、会社が疑いを持った時点で措置を取れる書き方になっています。
この21項目が並んでいる規約の原文(英語・クリックで開く)


誤解のないように書き添えると、この構成自体はオフショアのブローカーとして特別に厳しいものではありません。問題は「凍結の原因は3つだけ」と紹介されてきたことで、実際の線引きは規約を読まないと分かりません。
「トレード手法に禁止事項はない」は規約と食い違う
Exnessの紹介記事でよく見る「両建てもスキャルピングもEAも全部OK」という説明は、顧客契約 PART C 2.5条と正面からぶつかります。2.5条は禁止取引手法を名指しで列挙しているからです。
| よく「OK」と書かれる手法 | 2.5条の該当表現 |
|---|---|
| 複数口座間・口座内の両建て | internal hedging within the Client’s account and/or in coordination with other parties(口座内および他者と連携した内部ヘッジ) |
| ゼロカット前提の取引 | exploitation of our ‘negative balance’ policy(ゼロカット方針の悪用) |
| 週明けの窓埋め狙い | ‘expected’ price gap abuse(予期された価格ギャップの悪用) |
| アービトラージ | cash-back / bonus arbitrage(2.4条では価格レイテンシー裁定も不許可) |
| EA・自動売買 | use EAs or algorithmic trading strategies in bad faith(悪意あるEA・アルゴリズム) |
| 指標発表時のハイレバ | use of excessive leverage(過度なレバレッジの使用) |
| 複数口座の運用 | 同一拠点・同一IP/ID/電話番号・同一の入出金パターン・類似の取引パターン・同一デバイス |
ここで大事なのは読み方です。2.5条は手法の名前を禁止しているのではなく、「市場リスクを取る意思がないのに金銭的利益だけを狙う」型の取引を広く網にかけています。EAには in bad faith(悪意をもって)という限定が付いており、普通のEA運用まで禁じているわけではありません。両建てもスキャルピングも、それ自体を名指しした禁止条項はありません。



じゃあ結局、普通にトレードしてるぶんには大丈夫ってこと?



そう。ただ「禁止事項ゼロ」を真に受けて、ゼロカット狙いや窓埋め専門でロットを張るのは条文の射程に入るよ
もうひとつ見落とされがちなのが2.3条(A)です。取引プラットフォームや会社のシステムに人工知能解析を適用するソフトの使用は「absolutely prohibited(絶対的に禁止)」と書かれています。2.7条には、これを疑った場合の措置7つと利益の没収まで用意されています。
禁止取引手法を列挙した2.5条の原文(英語・クリックで開く)


自己アフィリエイトは「凍結」ではなく「報酬が出ない」
自分の紹介リンクから口座を開いて取引する、いわゆる自己アフィリエイト。これを「即凍結」と書く記事は多いのですが、顧客契約に自己アフィリエイトを禁じる条文はありません。該当するのは別の文書です。
パートナーシップ契約4.6条(C)(a)が、コミッションを支払わない場合として「When the Client and the Partner are the same person/entity(顧客とパートナーが同一人物・同一法人であるとき)」を挙げています。つまり実際の扱いは口座の凍結ではなく報酬の不払いです。
ただし同契約10.1条は、パートナーが違法・不正な取引に関与している疑いがある場合や規約違反の疑いがある場合に、パートナーウォレットだけでなくそのパートナー名義のすべての口座に制限をかけられると定めています。顧客契約側でも、2.5条が「第三者コミッションを発生させることだけを目的とした取引」を禁止手法に挙げています。悪質と判断されれば口座に及ぶ、という順序です。
稼ぎすぎ自体はデフォルト事由に入っていない
21項目を最後まで読んでも、「利益額が大きい」「勝ちすぎた」に当たる事由はありません。利益を理由にした閉鎖の条文上の根拠はない、と言い切れます。
気をつけたいのは利益の扱いのほうです。11.2条(I)は、デフォルト事由が起きた場合に「取引で得た利益・損失を差し押さえ、取り消し、当初の入金額だけを返金する」権利を定めています。2.4条(G)(J)と2.7条にも同じ趣旨の没収規定があります。凍結されるかどうかより、利益が残るかどうかが争点になる構造です。
口座凍結されると実際に何が起きるか|会社が取れる16の措置


デフォルト事由が起きたとき、Exnessが取れる措置は顧客契約11.2条にA〜Pの16項目としてまとめられています。冒頭に「絶対的な裁量で、いつでも、事前の書面通知なしに」と書かれており、複数を同時に適用できます。


| 項 | 会社が取れる措置 |
|---|---|
| A | 口座の一時ブロック、APIキーの停止・削除、取引プラットフォームへのアクセス制限。関与を疑った他の顧客の口座も対象 |
| B | 本人名義の複数口座を合算し、残高を相殺する |
| C | 口座を閉鎖する |
| D | 口座の通貨を市場レートで別の通貨に換算する |
| E | 保有ポジションを現在値で強制決済する |
| F | 通知なしに契約を終了する |
| G | 利用できる入金方法を制限・禁止する |
| H | ストップアウト水準の引き上げ・必要証拠金率の変更。維持率が100%を割った時点で強制決済 |
| I | 利益・損失を差し押さえ/取り消し、当初の入金額だけを返金する |
| J | 指値・逆指値などの待機注文を取り消す |
| K | 顧客の注文を拒否する |
| L | 法令遵守に必要と判断すれば、取引口座の資金を凍結・停止する |
| M | デフォルト事由が解決するまで出金を拒否する |
| N | 不正取引・チャージバック詐欺と判断すれば、残高から控除する・資金を巻き戻す |
| O・P | APIキーの永久剥奪、自動アクセス資格の終了、アルゴリズムによるレイテンシー悪用で得た利益の無効化 |
この16項目が並んでいる11.2条の原文(英語・クリックで開く)


出金拒否は規約に明文がある
「Exnessには出金拒否がない」という説明を見かけますが、規約は2か所ではっきり認めています。11.2条(M)が「デフォルト事由が解決するか、顧客がすべての債務を清算するまで出金を拒否する」、PART C 2.4条(K)が対抗措置の最後に「To refuse to the Client to withdraw money from the Client Account」です。
実際に出金が止まる原因は凍結以外にも複数あります。エラー文言別の対処は別記事にまとめています。


巻き添えの範囲は「本人の全口座」と「他人の口座」に及ぶ
ひとつの口座で問題が起きたとき、影響がそこで止まらないのがExnessの規約構造です。
- 11.2条(B):本人名義の複数口座を合算し、会社への債務と相殺できる
- 11.2条(A):疑わしい活動に関与していると会社が判断した別の顧客の口座もアクセス制限の対象になる
- 2.4条(C):同一名義が保有するすべての口座を、書面通知のうえ直ちに閉鎖できる
- 2.5条:顧客のすべての口座と、関与していると判断した他の顧客の口座を、一時的または恒久的に閉鎖・停止・ブロックできる
パーソナルエリアには最大1,630口座を作れますが、規約上は口座を分けてもリスクは分散されません。むしろ2.5条は複数口座の運用そのものを、同一IP・同一デバイス・類似の入出金パターンといった条件で禁止手法に数えています。
閉鎖後は新規開設もできなくなる
2.5条の末尾には、禁止手法に該当した顧客について「新たな取引口座を開設して当社と取引することを厳格に禁止する」と書かれています。技術的・人的ミスで開設できてしまった場合も、発見次第 即時に閉鎖し、発生した損益をすべて無効にして、入出金手数料を除く当初の入金額だけを返金するとしています。2.7条(AI解析ソフト)にも同じ規定があります。



「別のメールで作り直せばいい」が通用するのは、あくまで自分で解約した場合だけだよ
Exnessのアーカイブは3日で起きる|条件と、公式が書いている例外


アーカイブの条件は、MT4もMT5も3日間 操作がないことだけです。残高がいくらあるかは関係ありません。以前は残高に応じて3日/14日/30日と分かれていましたが、現在の公式ヘルプにその区分は残っていません。
| 項目 | 本取引口座(リアル) | デモ口座 |
|---|---|---|
| 放置したとき | アーカイブされる | 削除される |
| 期間 | MT4・MT5とも3日 | 公式は期間を公表していない |
| 復元 | できる(無料) | できない |
| 手動での削除 | できない(アーカイブのみ) | — |
| 資金 | そのまま保持される | 仮想資金のため対象外 |
「MT4のデモは180日、MT5のデモは7〜21日」という数字を載せている記事がありますが、日本語版・英語版のどちらの公式ヘルプにもこの期間は書かれていません。現在の記載は「一定期間利用がない場合に復元できない形で削除されます」だけです。この記事では公表されていない数字は出しません。
ログインしただけでは3日のカウントは止まらない
ここを勘違いすると、こまめにログインしていたのにアーカイブされます。公式ヘルプ「アーカイブされた取引口座」の定義はこうです。
利用されていない、とは取引指示や残高の操作がないことを指します。(公式ヘルプ「アーカイブされた取引口座」2026年8月25日更新)


「本取引口座およびデモ口座」の記事はさらに踏み込んで、「口座を有効に保つには、ログインしてこれらの操作をする必要があります」と書いています。ログインは前提条件であって、それだけでは足りません。



じゃあ何をすればカウントがリセットされるの?



新規注文か決済、または入金・出金・資金移動のどれか。1回すれば足りるよ
3日より早くアーカイブされることがある
公式が2か所で明記している例外です。「本取引口座およびデモ口座」には「技術的な理由により、取引口座は上記で指定された期間よりも短い期間でアーカイブまたは削除される場合があります」、「取引口座が見つからない理由」にも同趣旨の記載があります。
規約側の根拠は PART B 6.3条です。「会社は、有効な口座・非有効な口座のいずれからも、顧客の取引口座および関連する注文をアーカイブまたは削除する権利を留保する」と書かれており、3日という数字は上限ではなく目安に近い扱いです。
アーカイブされても必ず戻せるとは限らない(6.7条)
「アーカイブは復活できる/凍結は復活できない」という整理は、実務上はおおむね正しいものの、規約どおりではありません。PART B 6.7条にこう書かれています。
会社は単独の裁量で、特定のアーカイブ口座を復元しないことがあります。その場合、顧客は口座を再有効化・復元できません。ただし取引履歴を含むすべての関連情報には、パーソナルエリアや公式の口座明細書を通じてアクセスできる、と続きます。
「復元しないことがある」と書かれた6.5〜6.7条の原文(英語・クリックで開く)


放置が続くと契約そのものを終了できる(6.5条)
アーカイブの先にもう一段あります。6.5条は、取引も非取引操作もない状態が「会社が単独の裁量で定めた期間」続いた場合に、パーソナルエリアや口座に部分的・全面的な制限をかけ、事前通知なしに即時 契約を終了できると定めています。全アクセスを取り戻すには書類や情報の提出を求められることがある、とも書かれています。
ここで重要なのは同条の最後の一文です。「念のため申し添えると、上記の制限は顧客が資金を出金する能力に影響しません」。放置してアーカイブされても、資金が引き出せなくなるわけではありません。
放置した口座の指値は30日で自動キャンセルされる(6.6条)
意外と知られていない仕様です。6.6条は、非アクティブな口座に30暦日を超えて置かれた待機注文(指値・逆指値)は自動的にキャンセルされうるとしています。
しかも例外があります。口座残高がゼロ、または執行できないほど有効証拠金が少ない場合は、30暦日を待たずに取り消せるという規定です。「長期の逆指値を置いて放置」という運用は、Exnessでは想定されていないと考えたほうが安全です。
「アーカイブ済み注文」は口座のアーカイブとは別物
取引履歴が消えていると「凍結された」と勘違いしやすいのですが、これは口座ではなく注文のアーカイブです。公式ヘルプ「アーカイブされた注文はどこで確認できますか?」は、取引サーバーの安定性を保つためにいつでも起こりうるとしています。
- MetaTraderでは復元できない。パーソナルエリアの注文履歴、または日次・月次の口座明細書で確認する
- 本取引口座のアーカイブ済み注文の詳細が必要なときは、サポートハブでチケットを作成する
- デモ口座の履歴の提供依頼には対応していない
- デモ(トライアル)口座の2018〜2025年の注文履歴は、パーソナルエリアとアプリの履歴画面では確認できない(MetaTraderには影響なし)
Exnessのアーカイブ口座を解除する方法|PCとスマホの手順


アーカイブされた本取引口座は、パーソナルエリアかExness Tradeアプリから自分で戻せます。手数料はかかりません。公式ヘルプが「ご利用のない口座やアーカイブされた口座の再有効化には、手数料はかかりません」と明記しています。
パーソナルエリア(PC)から再有効化する
パーソナルエリアにログインし、マイアカウントを開きます。上部のタブで本取引口座(デモを戻したい場合はデモ)を選びます。
有効な口座の下にアーカイブ済口座のセクションがあります。Web版のパーソナルエリアでは、各カードにアーカイブ理由(自動/手動)とアーカイブ日が表示されます。自動と書かれていれば、原因は放置です。
戻したい口座の再有効化を選べば完了です。アーカイブ済の本取引口座は、復元しなくても取引明細書の管理から明細をダウンロードできます。
2026年9月4日に実際のパーソナルエリアで確認した画面がこちらです。カードに「この口座は自動的に ◯年◯月◯日 ◯◯:◯◯ にアーカイブされました(協定世界時+9)」と表示され、右側に再有効化と取引明細書の管理のボタンが並びます。


アーカイブ済みの口座しかない状態だと、上部の本取引口座の欄は「有効な取引口座がありません」となり、「新しい口座を作成するか、アーカイブされた口座を復元して始めます」と案内されます。残高欄は「残高が利用できません」と表示されますが、これは資金が消えたという意味ではなく、復元するまで参照できないという表示です。
Exness Tradeアプリから再有効化する
Exness Tradeを開いて口座に移動し、本取引口座またはデモを選んでアーカイブ済口座を開きます。
戻したい口座を左にスワイプし、復元をタップします。アーカイブされた口座が以前メイン口座に選ばれていた場合は、「無効」と表示されたままアーカイブ解除ボタンが出ることがあります。
復元しただけでは3日のカウントは止まりません。取引か入出金・資金移動を1回してから閉じてください。MetaTraderの側にはアーカイブされた口座がしばらく残って見えることがありますが、通常どおり使うにはパーソナルエリアかアプリでの復元が必要です。
使わない口座は手動でアーカイブして整理する
アーカイブは罰ではなく整理の機能でもあります。口座一覧が長くなってきたら、使っていない口座を自分でアーカイブに送れます。
- パーソナルエリア:マイアカウント → 口座を選ぶ → 3点メニュー → 口座のアーカイブ
- Exness Trade:口座 → 口座リストを開く → 口座を左にスワイプ → アーカイブ
3点メニューからは、レバレッジ調整・約定方式の変更・ニックネームの編集・読み取り専用アクセスの設定・取引明細書の管理・取引パスワードの変更もできます。
ちなみに作れる口座数の上限は、よく言われる200ではありません。公式ヘルプ「取引口座はいくつまで開設できますか?」の数字は次のとおりです。
| 口座タイプ | MT4リアル | MT4デモ | MT5リアル | MT5デモ | 計 |
|---|---|---|---|---|---|
| セント以外の各タイプ | 100 | 100 | 100 | 100 | 400 |
| スタンダードセント | 10 | — | 20 | — | 30 |
| パーソナルエリア全体 | — | 1,630 | |||
この制限は取引サーバーへの負荷を軽減するために設けられている、と公式は説明しています。ただし前章のとおり、規約上は口座を分けてもリスクは分散されない点に注意してください。
\ 20,000円キャッシュバック開催中 /
Exnessで口座が使えないときの対処|まず凍結かどうかを切り分ける


「口座が凍結された」と思ったケースの大半は、アーカイブか設定の問題です。公式ヘルプが原因を明示しているものから順に潰していくと、無駄な問い合わせを減らせます。


症状別の原因と対処
| 症状 | まず疑う原因 | 対処 |
|---|---|---|
| 口座が一覧から消えた | 3日放置による自動アーカイブ/開設直後の反映待ち | マイアカウントのアーカイブ済口座を確認して復元 |
| 入金・出金ができない | アーカイブ/口座の無効化/本人確認未完了/口座固有の制限 | 口座状況を確認し、認証を完了。無効化ならサポートハブでチケット |
| MT4/MT5で「取引が無効化されています」 | 読み取り専用(投資家)パスワードでログインしている/口座設定・認証・初回入金が未完了/銘柄サフィックス違い/銘柄が決済専用モード | 取引パスワードで再ログイン。銘柄はスタンダード=EURUSD、セント=EURUSDc |
| 売買ボタンがグレーアウト | 口座へのアクセス権限の問題 | MT4は新規注文ボタンが有効のまま、MT5はグレーアウトする。公式が「想定どおりの動作」と説明 |
| 取引履歴が見当たらない | 注文のアーカイブ(口座とは別) | パーソナルエリアの注文履歴か口座明細書で確認 |
| ログインできない | セキュリティタイプ・パスワード・サーバー選択 | エラー文言別の対処は下の記事に |
「取引が無効化されています」については、公式ヘルプが結論を書いています。「このエラーは、口座がブロックされていることを示すものではありません」。凍結を疑う前に、投資家パスワードでログインしていないかを確認してください。


一時ブロックは自分で依頼できるし、自分で解除もできる
あまり知られていませんが、PART B 5.5条と5.6条は顧客側からのブロック・解除の手続きを定めています。ログイン情報が漏れたかもしれないときの緊急手段です。
| 条文 | 手続き | 所要 |
|---|---|---|
| 5.5条 | support@exness.com へメール、または電話で依頼。いずれの場合もSupport PINを伝える | 受領から24時間以内にブロック |
| 5.6条 | 同じくメールまたは電話で解除を依頼し、口座の電話パスワードを伝える | 受領から24時間以内に解除 |
会社側にブロックされた場合の窓口
口座が無効化された場合の案内は、公式ヘルプ「入金/出金で取引口座を利用できない理由」にあります。サポートハブでチケットを作成して再有効化をリクエストするのが正規のルートです。
パーソナルエリアの左メニュー「サポートハブ」を開くと、窓口が3つ並びます。2026年9月4日に実際のパーソナルエリアで確認したところ、チケットを開く/ライブチャットを開始/電話(フリーダイヤル 08006000205)の3本立てでした。


注意しておきたいのが問い合わせの姿勢です。Exnessの苦情処理方針4.10条は、調査中の執拗な連絡や敵対的な言動をデフォルト事由とみなし、口座をブロックできるとしています。感情的なやり取りは状況を悪化させます。
また、サポートの対応言語は英語・中国語・タイ語・ベトナム語・アラビア語・ヒンディー語・ウルドゥー語の7つで、日本語は含まれていません(公式ヘルプ「Exnessに問い合わせる方法」)。英語での問い合わせを前提に準備してください。
閉鎖されてしまった場合に残る道
顧客契約が終了した口座は戻りません。そのうえで、状況によって取れる手は分かれます。
- 資金の回収を優先する。10.6条(E)は、デューデリジェンスの照会や違法性の疑い、当局の指示がなければ、義務を清算したあとの残高を「合理的に実行可能な限り速やかに」返還すると定めています。支払先は顧客本人名義の口座に限られ、第三者宛は拒否できます
- 納得できなければ異議を申し立てる。社内の苦情処理を経て、顧客契約16.6条により事案発生日から45日以内に金融委員会へ申し立てられます。社内対応は最長21営業日(極めて複雑な場合は90営業日)まで認められているため、待っているうちに45日を過ぎる構造です
- 2.5条・2.7条に該当した場合、新規開設は禁止されている。別のメールアドレスで開き直しても、発見された時点で閉鎖され、損益は無効化されます



45日の起点は「事案発生日」で、サポートの回答日じゃない。ここを取り違えると期限を逃すよ
Exnessの「口座維持手数料は無料」はどこまで本当か


口座を持っているだけ、アーカイブされているだけなら費用はかかりません。ただし「手数料は一切かからない」と書くのは行き過ぎです。公式ヘルプで無料と明記されているのは2点だけで、規約には別枠の手数料が2つあります。
| 項目 | 有無 | 出典 |
|---|---|---|
| 取引口座の開設 | 無料 | ヘルプ「Exnessでの取引口座の開設に手数料はかかりますか?」 |
| アーカイブ口座の再有効化 | 無料 | ヘルプ「アーカイブされた取引口座」 |
| 口座維持手数料 | 記載なし | 日本語ヘルプ241記事に「口座維持」の語は0件 |
| 持ち越し注文の管理手数料 | あり | ヘルプ「持ち越し注文の管理手数料について」/顧客契約 PART C 2.5・PART E 7.1 |
| 解約処理手数料 | 最大 USD 10 | 顧客契約 10.7条 |
持ち越し注文の管理手数料|ゴールドは1ロットで1泊200ドル
公式ヘルプの説明はこうです。「当社の取引条件は、主に取引日内に取引を行い、持ち越し注文数が限られたお客様に適しています」。この範囲から外れると、既存の未決済注文も含めて直ちに管理手数料が適用される場合がある、と続きます。
適用の単位は、取引口座ごと・翌営業日に持ち越すと確定したロット数ごと。対象時刻は夏季21:00(UTC+0)以降、冬季22:00以降です。主な銘柄の料率を抜き出します。
| 銘柄 | 1ロット・1泊あたり |
|---|---|
| XAUUSD(ゴールド) | 200 USD |
| XAGUSD(シルバー) | 150 USD |
| BTCUSD | 50 USD |
| USDJPY・EURUSD・GBPJPY | 25 USD |
| GBPUSD | 5 USD |
| US30 | 10 USD |
| JP225・US500 | 1 USD |
この手数料は誰にでもかかるものではありません。根拠条文が PART C 2.5条(禁止取引手法への対抗措置)と PART E 7.1条(優遇条件の取消)である以上、スワップフリーを前提にポジションを長期保有し続ける運用への対抗策という位置づけです。日中に決済する取引では発生しません。
PART E 7.1条は、疑わしい取引・禁止取引手法・デフォルトのいずれかがあれば、無制限レバレッジやスワップフリーといったカスタム取引条件を提供しない・取り消す・変更する・停止する権利を会社に与え、それによる結果について一切責任を負わないと定めています。凍結される前に、まず条件が悪くなるという順序です。
解約処理手数料|終了後に残高が残っていると最大10ドル
顧客契約10.7条は、契約終了後に口座に残高が残っている場合、その後の処理のために一回限りで最大 USD 10(口座通貨の同等額)を課す裁量権を定めています。
- 利用可能残高がこの手数料を上回る場合は課されない(10.7条 B)
- 終了時に残高を出金しなかった場合に課す権利がある(同 C)
- 金額は会社がいつでも変更できる(同 A)
裏を返せば、狙われるのは10ドル以下の端数です。口座を閉じるときは残高を必ずゼロにしてください。
最大10ドルの解約処理手数料が書かれた10.7条の原文(英語・クリックで開く)


もうひとつ、10.10条にはBalance Waiver(残高放棄)という選択肢があります。解約手続きの一環として提示されることがあり、行使すると資金は顧客資産ではなくなり会社の選ぶ口座へ移され、返還請求権を失います。少額だからと安易に選ばないほうが賢明です。
Exnessの口座凍結・アーカイブを防ぐ5つの習慣


21項目のデフォルト事由を暗記する必要はありません。実際に日本のトレーダーが引っかかるのは、ほぼ次の5つに絞られます。


ログインだけではカウントは止まりません。新規注文・決済・入金・出金・資金移動のいずれかを1回。使う予定のない口座は、放置せずに自分でアーカイブに送って整理するほうが管理しやすくなります。
デフォルト事由B項は、ビデオ通話認証を含むKYC要求への不応答を明記しています。本人確認書類はPOIがアップロード日から3か月以上有効なもの、POAは発行から6か月以内。10回失敗するとアップロードできなくなり、サポート対応になります。書類の期限切れを放置しないでください。
7.1条は第三者名義・匿名の入金を受け付けません。家族のカードや他人の口座を使うのは、デフォルト事由I項(会社を違法行為に巻き込むリスク)に触れます。カードのチャージバックを申し立てると、それ自体がM項の事由になる点も覚えておいてください。
2.5条が問題にしているのは手法名ではなく取引の型です。ゼロカット前提でロットを張る、窓埋めだけを狙う、レイテンシーの差益を取る、キャッシュバック目的で回転させる。この4つは条文に直接の対応表現があります。
2.5条は同一拠点・同一IP/ID/電話番号・同一の入出金パターン・類似の取引パターン・同一デバイスを複数口座運用の判定材料に挙げています。家族名義で口座を作って同じ端末から両建てする、といった運用は明確に射程内です。
海外へ移住する場合の扱いも押さえておくと安心です。公式ヘルプ「取引口座を国外で使用できますか」によると、一時的な旅行なら継続して利用できますが、住所証明は永住国と一致していなければなりません。永住目的で移住するときは、移住先の国から新しいExnessアカウントを登録し直す必要があり、これを怠ると規約違反になりうると書かれています。
Exnessのアカウントを自分で解約する方法


会社に閉鎖されるのではなく、自分で終わらせる場合の手順です。公式ヘルプ「Exness口座の解約」は冒頭で「取り消しのできない永久的な手続き」と念を押し、同じメールアドレスでの新規開設はできなくなると明記しています。
解約する前に|同じ書類で作り直せる
「やり直したい」が理由なら、解約は最善手ではありません。公式ヘルプは解約せずに済む代替策を並べています。
| やりたいこと | 公式が勧める代替策 |
|---|---|
| 本人確認が何度も却下される | 解約しないこと。パーソナルエリアを削除すると同じメールでやり直せない。サポートハブでチケットを作る |
| 登録メールアドレスを変えたい | 登録メールは変更できないが、同一の本人確認情報のまま、別のメールアドレスで新しいパーソナルエリアを登録できる |
| 新しくやり直したい | 現在のパーソナルエリア内で追加口座を作る。または最初のPAを解約せずに、同じ本人確認書類で別メールのPAを登録する |
| 特定のMT4/MT5口座だけ消したい | アカウントごと削除せず、その取引口座をアーカイブする |
別記事「古い口座を閉鎖した後、新しい口座の本人確認に同じ書類を再度利用できますか?」も、閉鎖後は以前と同じ電話番号・同じ確認書類で新しい口座を作れると回答しています。使えなくなるのはメールアドレスだけ、という整理です。



ということは、複数のPAを持つこと自体は禁止されてないの?



公式は「別のメールなら複数開設できる」と書いてるよ。ただしPA同士は完全に別管理で、取引口座の移行はできない
解約前チェックリスト
- 残高をゼロにする。残っていると10.7条の解約処理手数料(最大10ドル)の対象になる
- すべての取引口座で未決済ポジションと指値注文をゼロにする
- パーソナルエリアのフッターから顧客契約 PART A 10条(Termination)に目を通す
手順は本人確認の状況で2通りに分かれる
| 状況 | 手順 |
|---|---|
| KYC未完了 (個人情報・メール・電話のいずれも未認証) | パーソナルエリアまたはExness Tradeにログイン → 設定からセキュリティ(Web)/プロフィールから設定(アプリ) → 「Exnessパーソナルエリアの終了」を選ぶ。即時に閉鎖できる |
| KYC完了後 | 資金の全出金とポジションの決済を終えたうえで、解約希望日の少なくとも5暦日前に、登録メールアドレスから support@exness.com へ書面で通知する |
書面通知に記載する項目は3つです。取引口座番号・解約理由・個人識別番号。公式は「電話によるパーソナルエリア口座の解約申請は、書面による通知とはみなされません」と明記しています。
通知が受理されると5暦日以内に、解約日を知らせるメールと申請内容を確認する電話があります。5暦日より早い解約を希望する旨を書き添えることはできますが、対応するかは会社の裁量です。残高が決済システムの最低出金額を下回る場合は、別の送金手段を伝えるよう求められます。
解約手続き中に会社が留保している権利
ここは公式ヘルプにも顧客契約10.6条にも書かれている内容です。申請したら終わり、ではありません。
- 解約された取引口座では取引プラットフォームにアクセスできなくなり、新規発注もできない
- 保有中のポジションの決済や未履行の債務の支払いに必要な範囲で、出金を却下し資金を保持できる
- 取引口座を組み合わせて残高を合算し、相殺できる
- 通貨を換算できる
- 本人名義で管理されているすべての口座を閉鎖できる
ひとつの口座だけを閉じるつもりでパーソナルエリアの解約を申請すると、名義に紐づく口座がまとめて閉じます。特定の口座を整理したいだけなら、解約ではなくアーカイブを選んでください。
Exnessの口座凍結に関するよくある質問


Exnessの口座凍結とアーカイブの違いは?
アーカイブは3日間 操作がないと自動的に起きる休眠状態で、パーソナルエリアから自分で復元できます。資金もそのまま残ります。いっぽう凍結(=顧客契約の終了による口座閉鎖)は元に戻せません。この2つの中間に、調査のあいだ止められる「一時ブロック」があり、調査の結果 解除されるか閉鎖されるかが決まります。
Exnessで禁止されているトレード手法はありますか?
あります。顧客契約 PART C 2.5条が禁止取引手法を列挙しており、内部両建て(口座内および他者と連携したもの)、ゼロカット方針の悪用、予期された価格ギャップの悪用(窓埋め狙い)、キャッシュバック/ボーナスアービトラージ、過度なレバレッジの使用、悪意あるEA、同一IP・同一デバイスなどによる複数口座運用が含まれます。2.3条(A)は、取引プラットフォームにAI解析を適用するソフトの使用を「絶対的に禁止」としています。ただし両建てやスキャルピングそのものを名指しした禁止条項はなく、条文が問題にしているのは「市場リスクを取る意思がないのに金銭的利益だけを狙う」型の取引です。
Exnessで凍結されるとどうなりますか?
顧客契約11.2条が16の措置を定めています。口座の閉鎖と契約終了のほか、本人名義の複数口座の残高を合算して相殺すること、保有ポジションの強制決済、待機注文の取消、入金方法の制限、ストップアウト水準の引き上げ、取引で得た利益・損失を取り消して当初の入金額だけを返金すること、デフォルト事由が解決するまで出金を拒否することが含まれます。関与を疑われた別の顧客の口座にも制限が及ぶ場合があります。
稼ぎすぎると口座凍結されますか?
デフォルト事由21項目に「利益額が大きい」に当たるものはありません。利益そのものを理由にした閉鎖の根拠は規約上ありません。ただし11.2条(I)、2.4条(G)(J)、2.7条には利益の没収規定があり、禁止取引手法や価格エラーの利用と判断された場合には、当初の入金額だけを返して利益を無効化できると定めています。
アーカイブされた口座は必ず復元できますか?
ほとんどの場合はパーソナルエリアかExness Tradeアプリから無料で復元できます。ただし顧客契約 PART B 6.7条は「会社は単独の裁量で、特定のアーカイブ口座を復元しないことがある」と定めており、その場合は再有効化できません。復元できない場合でも、取引履歴を含む情報にはパーソナルエリアや公式の口座明細書からアクセスできます。
アーカイブされると資金は引き出せなくなりますか?
いいえ。PART B 6.4条は、アーカイブ口座の資金は顧客のものであり、顧客の請求によりいつでも返還すると定めています。6.5条も、非アクティブを理由とする制限について「顧客が資金を出金する能力には影響しない」と明記しています。ただしアーカイブ状態のままでは入出金の操作ができないため、先に口座を復元する必要があります。
Exnessのアーカイブ口座に口座維持手数料はかかりますか?
アーカイブされているだけで手数料はかかりません。公式ヘルプは「口座の開設は完全に無料」「ご利用のない口座やアーカイブされた口座の再有効化には、手数料はかかりません」と明記しています。日本語ヘルプ241記事に「口座維持手数料」という語は出てきません。ただし顧客契約10.7条には、契約終了後に残高が残っている場合の解約処理手数料(最大10米ドル)があり、持ち越し注文が多い口座には管理手数料が適用される場合があります。
MT4で「取引が無効化されています」と出たら凍結ですか?
違います。公式ヘルプが「このエラーは、口座がブロックされていることを示すものではありません」と明記しています。多い原因は、読み取り専用(投資家)パスワードでログインしている、口座設定・認証・初回入金が完了していない、銘柄のサフィックスが口座タイプと合っていない(スタンダードはEURUSD、スタンダードセントはEURUSDc)、銘柄が決済専用モードになっている、の4つです。MT4では新規注文ボタンが有効のまま、MT5ではグレーアウトしますが、いずれも公式が「想定どおりの動作」と説明しています。
口座を凍結されたら、新しく作り直せますか?
自分で解約した場合は、同じ電話番号・同じ本人確認書類を使って別のメールアドレスで新しいパーソナルエリアを登録できます。使えなくなるのは解約したメールアドレスだけです。いっぽう PART C 2.5条・2.7条の禁止行為に該当して閉鎖された場合は、新規口座の開設と取引が厳格に禁止されており、技術的・人的ミスで開設できても発見された時点で閉鎖され、損益は無効化されます。
凍結に納得できないときはどこに申し立てられますか?
まずサポートへ、次に formal.complaints@exness.com の苦情処理ユニットへエスカレーションします。そのうえで顧客契約16.6条により、事案発生日から45日以内に金融委員会(Financial Commission)へ紛争解決を申し立てられます。注意したいのは起点で、サポートの回答日ではなく事案発生日です。社内対応は最長21営業日(極めて複雑な場合は90営業日)まで認められているため、回答を待っていると45日を過ぎることがあります。なお日本の契約相手はセーシェルFSA登録のExness (SC) Ltdで、英国FCAやキプロスCySECの補償制度は適用されません。
Exnessの口座凍結・アーカイブまとめ


日常的に気をつけるのは3日ルールだけで足ります。凍結のほうは、規約が何を問題にしているかを一度読んでおけば避けられる範囲です。
- 口座が使えなくなる状態はアーカイブ・一時ブロック・閉鎖の3つ。「凍結」と呼ばれているのは3つめ
- 閉鎖の引き金になるデフォルト事由は顧客契約11.1条のA〜U=21項目。うち11項目は「疑われる」で始まる
- 会社が取れる措置は11.2条のA〜P=16項目。複数口座の合算相殺・利益の取消・出金拒否まで含む
- アーカイブはMT4・MT5とも3日。ログインだけでは足りず、取引か残高の操作が要る
- 再有効化は無料。ただし6.7条に「復元しないことがある」という留保がある
- 「トレード手法の禁止事項は一切ない」は誤り。2.5条が禁止手法を列挙し、2.3条(A)はAI解析ソフトを絶対的に禁止している
- 維持手数料はないが、持ち越し注文の管理手数料(XAUUSDは1ロット1泊200ドル)と解約処理手数料 最大10ドルは規約にある
Exnessが他社より凍結されにくいのは事実です。口座タイプの変更もサーバー移管も要らず、ボーナスがないぶんボーナス条項をめぐるトラブルも起きません。それでも「禁止事項ゼロ」ではない、というのがこの記事の結論です。



3日に1回なにか操作する。それだけで9割のトラブルは起きないよ
関連する仕様は別記事にまとめています。




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